相手のことを考える(スタッフ)
みなさんは、
テレビなどでサッカーを観たりしますか?
サッカーでプレーヤーがファールをした際に、
悪質なファールだと審判から
イエローカード(警告)が提示され、
1試合の中でイエローカード2回目の場合と
一発で退場となる場合には
レッド―カード(退場)が提示されます。
ここまではご存知の方も多いかと思います。
また、日常生活の中でも、
「それイエローだよ」と
次やったら怒るよ、などの意味で使う場合も
あったりします。
しかし、実は
イエローカードとレッドカードだけではなく、
グリーンカードというものもあるそうです。
みなさん知っていましたか?
私は最近知りました。
グリーンカードは、
選手のフェアプレーやマナーや頑張りを褒める
という意味で提示するそうです。
これを知って、とても素敵なカードだなと思いました。
私たちはついつい
人のミスや間違いや失敗が目についてしまって
それを叱ったり指摘したりやり直させようとしてしまいますが、
できたことやがんばったことや
当たり前のようでなかなかできないことをしたときに
褒めるということは忘れてしまいがちです。
たとえば、いつもは家事をやらない夫が
たまにはやるよと言って
料理をしてくれたけれど、
慣れないことをやるから失敗ばかり、
あちこち汚して掃除してくれていないし
料理をしただけで使った道具は洗ってくれない。
そんなこと、あったりしませんか?
ついつい、「あーあ」と思っていませんか。
「これなら自分でやった方が楽かも。」
「作ってくれたのはありがたいけど、
次からはやらなくていいかな」
そんな風に思っていたり、
実際に言ったりしていませんか。
夫が料理をしてくれたことで
かえって自分のやることが増えてしまうこともありますが、
それでも妻のために何かしてあげたいと思った
夫にはグリーンカードをあげたいです。
たとえば、お買い物をするときに
店員さんの対応がとても良かったので
気持ちよく買い物ができたり
細やかな心配りに感動した時には
店員さんにグリーンカードを!
実際にグリーンカードを出すわけではありませんが、
「ありがとう、私のためにしてくれたのが嬉しい」
「ありがとう、あなたのおかげで
とても気持ちよく買い物ができて嬉しいわ」
ただシンプルに「ありがとう」や微笑むなど、
感謝の気持ちを丁寧に伝えるのはいかがでしょう。
たくさんの「ありがとう」を伝えると、
自分の気持ちもとても明るくなります。
よかったらグリーンカードを思いだしてみて
あなたの周りの人に
感謝や敬意をいつもよりちょっと丁寧に
伝えてみてはいかがでしょうか。
文:スタッフsachi
代表:椎名 あつ子