外壁塗装の重ね塗りの理由

中村和宏

中村和宏

テーマ:つぶやき



外壁塗装で重ね塗りをするのは、
長期間にわたって外壁を雨風や紫外線から保護することができ、
耐久性や美しさを保つためです。

一般的に外壁塗装では、下塗り、中塗り、上塗りの3回塗りが基本です。
下塗りは外壁に前回塗装された既存塗膜の効果を消したり、
中塗り・上塗り塗料の外壁への密着性を高める目的で行います。
この工程を省くとその上から重ね塗りした上塗り塗料が
数年で剥がれてしまう可能性があります。
中塗りは塗膜に十分な厚みを持たせ、平坦な塗装面を作ることが主な目的で、
上塗り塗料と同じ塗料を塗ります。
塗料は粘性があるため、1回で多くの塗料を塗装するとムラになってしまうため、
決められた量の塗料を2回塗りする必要があります。
また、中塗りを行うことで防汚性、防水性、遮熱性などの
塗料の性能を十分に発揮できるようになります。
中塗りを省いてしまうと、外壁塗装の本来の目的である住宅に防水機能を持たせたり、
紫外線から家を守るといった働きができなくなり、
場合によっては塗装後数年で塗膜が剥がれるなどの不具合が発生することもあります。
上塗りは、塗装工程の最後に行う、表面を塗る作業のことで、
塗料を重ねて塗膜を厚くし十分な耐久性を持たせます。
また、上塗りは仕上げ塗りとなり、外壁の美観を向上させます。

信頼できる塗装業者に依頼して、塗装工程を省くことなく、きちんと仕上げてもらいましょう。

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