雨樋からの音はメンテナンスのサイン
雨の季節になると多いのが、雨樋の不具合のご相談やトラブル。
水が溢れる「バシャバシャ」という大きな音や、
雨樋から漏れた雨水が地面を打ち付けている「ボタボタ」という音には注意!
雨樋が正しく機能していないサインです。
雨樋の不具合の弊害で発生する雨漏り被害は、
結果として建物の耐久年数を縮めてしまう可能性があります。
葉っぱや砂埃、ゴミなどによる雨樋の詰まりでオーバーフロー状態になり、
想定していない場所に雨水を運んでしまう事になります。
そして、そこから雨水が浸入し、
時間の経過とともに雨漏りに発展してしまう可能性が非常に高いのです。
また、経年の劣化による雨樋の歪み、ひび割れや外れも、
そのままにしておくと、雨水が漏れるだけでなく、
台風や強風などの影響で雨樋の一部が外れてしまったりもします。
そうなると、当然、正常に雨水が排水できなくなり、
雨漏りを引き起こす原因となります。
そうならないためにも、
軒樋や集水器を掃除し、詰まりの原因を除去したり、
歪み、ひび割れ、外れなどを補修するメンテナンスをおススメします。
また、一般的に多く使われている塩ビ製の雨樋の
耐用年数は15年~20年程度と言われているので、
耐用年数を迎えてしまっている場合も点検などを行って、
雨樋が原因の雨漏りを未然に防ぎましょう。