パセリ
今日は、夏目漱石が没して105年目の命日。
処女作である「吾輩は猫である」を1905年(明治38年)に書いてから、
実質11年しか作家活動をしていないが、数々の最高傑作や名言を生み出した。
●勝手に夏目漱石作品のベスト5
1.坊ちゃん
(1906年4月、『ホトトギス』/1907年、春陽堂刊『鶉籠』収録)
不器用な東京の青年が、愛媛の教師となり奮闘する物語。
2.吾輩は猫である
(1905年1月 - 1906年8月、『ホトトギス』/1905年10月 - 1907年5月、大倉書店・服部書店)
捨て猫の「吾輩」と個性豊かな来客たちとの話。
3.こころ
(1914年4月 - 8月、『朝日新聞』/1914年9月、岩波書店)
業に縛り殺されていく人間の「こころ」を描いた作品。
4.それから
(1909年6 - 10月、『朝日新聞』/1910年1月、春陽堂)
指一本触れないプラトニックな不倫が描かれた作品。
5.夢十夜
(1908年7月 - 8月、『朝日新聞』/『四篇』収録)
幻想的で少しホラーな雰囲気が特徴。