いざという時の為に
外壁や屋根の塗装の現地調査は、
塗装工事の見積もりをつくるために工事個所(建物)を調べることです。
一般的な現地調査で行われることは、
・屋根や外壁の長さを測って面積を算出
窓や扉など、塗料を塗らない部分を測って、
外壁全体の面積から窓や扉の面積を引き、塗装する面積を求めます。
建築時の図面がある場合は、図面をもとに面積をだしますが、
図面と実物とで誤差が生まれているお家もあるので、
基本的には実際に長さを測り、図面は確認のためや、
計測が難しい部分に使われることが多いです。
・素材や傷み具合を見る
計測してながら、お家の傷み具合も一緒に確認します。
触ると手に粉がつくチョーキング現象や、
ひび割れ、色あせ、コケの発生具合いなどを見て、
外壁や屋根の劣化状況、
前に施工した業者さんの仕事ぶりなどを見ています。
などといった事が主になります。
しかし、現地調査の時点では、
お客様と契約を交わしていないので調査にも限界があります。
例)
外壁や屋根の小さなヒビ割れが起きた時、
業者さんやご自分で補修材で補修をされたりした場合、
補修剤の下にあるヒビ割れがどのくらいの深さまで進行しているのか、
補修剤を剥がして確認することは、
お客様のお家に手を加えてしまうことになるので、
契約前は予測で見積もりを出し、
契約後に改めて、その箇所を再調査する場合もあります。