梅雨入り前の湿気対策③

中村和宏

中村和宏

テーマ:つぶやき



湿気を長期間放置すると、住宅が劣化しカビやシロアリなどが繁殖する原因になってしまいます。
住宅の劣化を防ぐためにも健康のためにも、湿気対策して梅雨を迎えましょう。

【湿気の影響】
●フローリング
 木でできているフローリングは、湿気を良く吸います。
 湿気を吸うと伸縮が起こり、軋むことも多くあります。
 少し湿気を吸ったくらいであれば乾くことで元に戻るので大きな問題はありませんが、
 過度に湿気を吸収したり、湿気に晒された状態が長く続くと腐食してしまいます。
 フローリングが浮いたり、柔らかくなっている場合には要注意です。

●クッションフロア
 湿気の影響で接着剤が剥がれて、浮き出てベタベタしてしまうこともあり、
 踏むと沈み込み、酷くなると床が抜けてしまう可能性もあります。
 放置せず早めに補修しておくのが望ましいです。

●コンクリート
 コンクリートの内部に入り込んだ湿気は、温度変化により結露になって、液体化してしまうため、
 風通しが良い状態になっても、再び水蒸気にならない限り外には出ていきません。
 そのまま長時間コンクリートの内部に留まると、水酸化カルシウムが溶け出してしまって、
 強度が弱くなったり、内部の鉄筋が錆びてしまうこともあります。

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中村和宏
専門家

中村和宏(塗装職人)

株式会社リプラス

相模原に根ざして30年、地域に密着する塗装の専門家。家の構造を見極め、外壁や屋根の素材ごとに適した塗料選びで、長持ちさせる塗装技術に絶対的な自信。お客様に安心と信頼の塗装をお届けします。

中村和宏プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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