稲盛和夫氏のフィロソフィ③「値決めは経営」
こんにちは。代表の太田です。
私は社会保険労務士のほかに、ある会社の社外監査役の仕事もしています。
ある日、その会社の経理の方から「旅費精算の添付資料は白黒コピーでお願いします。カラーコピーは10倍費用がかかります」と厳しく注意を受けたことがありました。
一瞬、ムッとしましたが、言われてみればその通りです。
私は定年まで京セラに勤め、その後社労士になった人間です。入社間もない頃の記憶がを思い出されました。
それはこんな出来事でした。
事務所の清掃中、私が持っていたちりとりに、いくつかクリップが混じっているのを上司が見つけました。
それを見た上司は、「まだ使えるものを捨てるとは何事だ。お金を捨てているのと同じだ」と私を叱ったのです。
学生気分の抜けていなかった私は、上司の一喝で仕事の厳しさを身をもって教えられました。強烈な印象と共に、仕事の基本を学ばせていただいたエピソードの一つです。
そんな大切な「経費最小」…、理解はしているつもりでしたが、行動が伴わなくなっていたようです。これでは経理の方にも怒られますね。
改めて、事務所でも経費最小を徹底したいと思っています