【大和市中央林間】 保険の見直しのイロハ Vol 1

渡辺博士

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テーマ:生命保険

 家族に万一のことがあったとき、病気やけがでの入院や通院又は手術、さらには老後の生活に備えるための保険や個人年金などを利用している人もいるはず。そんななかで、保険料が家計を圧迫するなどの理由で、保険を解約や見直しをする人もいるのでは・・・。でも、その前に皆さんは「保険」のことをちゃんと理解しているでしょうか。解約や見直しは一つ間違うと大きな損失を生みます。さて、どのようにするのがベストなのでしょうか?
 
 保険で中心的な話題である「保障」という意味では、「保障は大きく、保険料は安く」が当然です。ではすべての保険が当てはまるのでしょうか。答えはNOです。
 保障を考える上では「亡くなったら保険金がおりるのが生命保険」と考える人もいるはず。ところが、亡くなったら・・・という部分の保障は、オマケだと考えた方がいいでしょうね。その中でも定期保険と呼ばれる保険は、亡くなることに関しては保障重視なのですが、加入の仕方によっては保障重視ではなくなります。では、本当の保障重視の保険はどれなのか?
 もう察しがついている人もいるはず。医療保険です。
 
 定期保険や医療保険などは、いわゆる掛け捨ての保険なのです。
この掛け捨ての保険に高額な保険料を支払っているのなら、今すぐに見直すべきです。しかもこれらの保険に、保険会社の大半は、特約という名のムダが非常に多く付いています。そんな特約を無くすことで、保険料はグッと安くできます。
 では全ての特約を止めても構わないのでしょうか?実はそれも間違いです。

 多くの皆さんがよく分からないうちに契約してしまった保険の大半が、「一切ガッサイ全部これでOK!」のような保険であることが多いのです。これが一番ダメな加入の仕方。
 基本的には死亡保障と医療保障は分けるのが常識。分けないと、主契約にあたる方に変更を加えることで、特約となる方に影響があり、強制的に保障が変わってしまうことがあるからです。
 それと、傷害保障は通常医療保障でまかなえます。でも、別々に加入して保障を大きくしているケースが良くありますが、それって何のためでしょう?医療保障だけで十分だと思います。
 一方、先進医療特約のように、月100円程度で健康保険適用外の病気などに対応できる、大きな保障を手に入れられるようなものをカットするのは大きな間違いです。
 
 このように基本的な部分でもいくつか思い当たりますが、全員に当てはまるというわけではありません。大事なのは、「いつまでに、どのくらいの保障が要るのかと、同時にお金がいつまでに貯まるのか」です。
ここを考えて見直すと良いでしょう。
 でも、年齢が若いうちに契約したものだから無理と思っている方!、同じ年齢条件なら1/3位は減らせるケースもあります。つまり、少しぐらい年齢が高くなっていても、条件が揃えば安くなるケースは多々あるのです。

 そんな保険の見直しをして、家計の負担を減らしてみませんか?

 次回は保険で貯蓄について考えます。

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渡辺博士
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渡辺博士(ファイナンシャルプランナー)

ワタナベマネークリニック

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