住宅はどっちがいいの?賃貸vs持家編 ①賃貸のメリット・デメリット

平原憲治

平原憲治

テーマ:不動産

賃貸VS持家
ライフプランを考える上で重要なポイントとして住宅があります。人生の大半を過ごす場所ですのでこだわりがある人も多いでしょう。

大きい家がいい、おしゃれな家がいい、庭付きの家が欲しい、やっぱり駅から近くて便利な方が良いね、周りが静かで落ち着いている環境が良いなぁ、などなどこだわりも人それぞれだと思います。

コスト面でみてもやはり大きく関わってくるのが住宅費です。賃貸でも毎月十数万円、多い人で30万円以上と固定費としては1番大きいところでしょう。購入するとしても少なくとも数千万円はかかり住宅は人生で1番大きな買い物と言われています。

では、実際賃貸に住み続けるのと購入するのではどちらが良いのでしょうか?今回は賃貸に住み続ける場合のメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。


メリット① 引越しが容易にできる


なんといってもこれが最大のメリットかと思います!賃貸ですと好きな時に好きなタイミングで引越しができます。多い人ですと2〜3年に1回は引越しするという人もいるそうです。

同じ家に住んでいると飽きてしまったり、気分転換をしたくなるときもあると思います。そのような時にすぐに引越しができるのも魅力の一つです。加えて新しい家が好きな人にとっては常に築年数が新しいところに住むことができるので、最新の設備や機能を備えたところに住み、古くなってきたらまた新しいところに引っ越すというのも可能です。

また、転勤族の人だと住む場所が県をまたいで変わることも少なくありません。ご家族世帯で住宅購入していると単身赴任することが多いですが、賃貸でしたら家族揃って引っ越すことも可能です。

また住宅関係で多いトラブルとしてご近所問題があります。隣の人とウマが合わない、夜中でも騒がしいなどトラブルがあった際にも賃貸でしたらすぐに引越しができます。ただ、引越しをするとなると引越し費用と新居の初期費用が毎回かかりますので注意が必要です。

メリット②ライフプランに合わせた家賃設定ができる


2つ目のメリットとしてコスト管理がしやすいという点があります。これもメリット①に関連してくることですが、家を簡単に変えることができますので、その時の自身のご状況に合った家賃設定のところに住むことができます。

仕事が上手くいっていて収入が多いときは豪勢なところに住んで、調子が悪く収入があまりない時はコスト重視の家に住めばいいのです。経営者や個人事業主、芸能人、完全歩合で仕事をかたなどそのときの調子によって収入が大きく変わる人たちは未来が読みづらいところがあります。

購入の場合は収入が増えてきて調子が良いときに合わせて購入してしまうとその後の状況によって住宅ローンが払えないということにもなりかねませんが、賃貸であれば融通が効きます。

メリット③維持費が少ない


3つ目としては維持費のコストを抑えられるという点があります。賃貸の場合は固定資産税がかかりません。また、リフォームとかのメンテナンス費用も長年同じ場所に住み続ける場合でなければかかりません。

火災保険に関しても基本的には家財の補償より建物への補償の方が大きくなりますので家財保険をかけたとしても所有して建物へ火災保険をかけるよりは安くなります。

賃貸の場合、一定の期間以上(2年が多い)住む場合は更新費がかかりますがそれを踏まえても維持費は安く抑えられます。

続きを見てみる → デメリット①家賃がずっとかかる

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