建て替えでも住宅ローン減税を使える?控除額や要件を解説
不動産投資は、少ない自己資金で始められたり、老後の年金づくりにも活用できたりと、 多くのメリットがあります。しかし不動産投資を成功させるには、デメリットも理解したうえで始めなければなりません。 そこで今回は不動産投資のデメリットについて詳しく解説していきます。
不動産投資を始める際はデメリットの確認と対策が必須
不動産投資を成功させるにはリスクや注意点を予め想定し対策を施しておくことが何よりも大切です。 リスクやデメリットへの対策をおろそかにしてしまうと、思うように家賃収入が得られなかったり、思った以上に費用が発生したりします。その結果、収益が低下して、不動産投資に失敗してしまうのです。 それでは不動産投資においてどのようなデメリットやリスクがあるのでしょうか?次から詳しく解説していきます。
1.空室リスクがある
不動産投資は、お部屋に空室が発生することで、家賃収入が得られなくなるリスクが存在します。 不動産投資による収入は家賃収入が全てです。どれだけ利回りが高い物件を購入したとしてもお部屋が埋まらないことには、家賃収入が得られなくなってしまいます。 人が永遠に同じ場所に住み続けることがほぼありません。また時間の経過とともに物件周辺の状況も変わっていきます。 例えば、入居者のほとんどが学生であるアパートに投資した場合、3月の卒業シーズンは入居者数が減少することがあります。そのため、卒業シーズンにどれだけの退去者が発生するのかを確認し、事前に入居者の募集をしておかなければなりません。 また、物件近くの大学や商業施設が移転した場合、需要が変化して、入居者が付きにくくなることも考えられます。 そのため不動産投資を行う際は、物件にどのような人が入居しているかに加えて、物件周辺の都市開発計画についても入念に調べた上で投資先を決めましょう。 また、不動産会社とサブリース契約を結ぶと、空室が発生しても一定の家賃が保証されるだけでなく、物件の管理も代行してもらえます。ただしサブリース契約で保証されている家賃は満室時の80%に抑えられていることが多く、満室になっても家賃収入を最大化できない点に注意しましょう。
2.家賃を滞納されるリスクがある
仮にお部屋が満室であったとしても安心はできません。入居者が家賃を滞納することにより、家賃収入が減少することがあるからです。 さらに家賃滞納者と近隣住民のトラブルによって退去者が発生し、家賃収入がさらに低下するリスクにも注意が必要です。 家賃滞納者が発生した場合は、内容証明を送付するなどして対処するのが一般的です。ただし内容証明を送っても必ず家賃を払ってくれるとは限らず、引き続き交渉が必要な場合もあります。 滞納者に家賃を払ってもらうために、時間や労力をさかなければなりません。 家賃滞納者が発生しないようにするためには、入居者の審査を厳格に行いましょう。また、空室リスクの対策と同じく不動産会社とサブリース契約を結ぶことで、家賃滞納による賃料収入の低下に備えられるだけでなく、滞納者に対する対応も管理会社が代行してくれます。
3つ目のリスクは?