“ひとり経理”から“家族経理”へ。日繰り表を共有する意味(家族経営の経理コーチング⑪)
「続けたいけど、忙しくてつける時間がない」
これは、日繰り表が続かない理由として最も多く聞かれる声です。
でも実は、“時間がない”のではなく、
“時間が決まっていない”だけかもしれません。
習慣は「意思」ではなく「環境」で決まります。
日繰り表も例外ではありません。
たとえば、毎朝コーヒーを飲みながら5分だけ記入する。
あるいは、週末の夜に家族と一緒に振り返る。
そんな“時間と場所”を決めるだけで、習慣はぐっと定着します。
さらに、記入するフォーマットが「自分仕様」になっていることも大切です。
見やすい、書きやすい、続けやすい。
それだけで「やらなきゃ」が「やっておこう」に変わります。
日繰り表は、経理の“見える化”だけでなく、“気持ちの整理”にもつながります。
毎日少しずつ記入することで、資金の流れだけでなく、経営のリズムも整っていきます。
家族経営では、経理を“ひとりで抱える”ことが多くあります。
でも、日繰り表を共有することで、安心感と協力体制が生まれます。
次回は、日繰り表を自分に合った“かたち”にカスタマイズする方法をご紹介します。
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