食事はダイニングテーブルで

家の中をいつもピカピカ、スッキリと片付けておくのは、体力定にも時間的にも簡単なことではありませんよね。
実は、心理学の世界では、人間の目から入る情報(視覚情報)が全体の印象の半分以上(55%)を決めると言われています。
これはお部屋の片付けでもまったく同じです。
家全体を完璧に片付けなくても、「パッと目に入る場所」のポイントさえ押さえれば、お部屋は一瞬でスッキリした印象に変わります。
今回は、体力的にも気持ち的にも「無理をしない」で、自分も家族も心地よく過ごせるお部屋づくりのコツをご紹介します。
■ドアを開けて「最初に目が合う場所」だけをまず整える
お部屋をスッキリ見せるために、すべての場所を片付ける必要はありません。
まずは「部屋のドアを開けた時に、真っ先に視線が入るスペース」だけに注目してみてください。
ここが自分好みにスッキリしているだけで、お部屋全体の印象がガラリと整って見えます。
がんばる場所を1箇所に絞るのが、無理しない片付けの第一歩です。
■雑多な小物は「視線の死角」に移動する
普段よく使う爪切り、メガネ、簿筆記用具などは、出しっぱなしになりがちで、どうしてもゴチャゴチャして見えます。
これらは、ドアを開けた時に「すぐには視線に入らない場所(死角)」を定位置にして収納しましょう。
使う場所の近くであっても、入り口からの死角に収めるだけで、使いやすさはそのままにお部屋がスッキリと見えます。
■色の数を「3色」に抑えて目に優しく
視覚的なゴチャゴチャ感を減らす一番簡単な方法は、お部屋の中の色数を3色程度に抑えることです。
壁やカーテンのベースとなる色、家具の木の色、そしてお好みの差し色を1色。
色数が絞られると、見た目がスッキリするだけでなく、探し物をするのも楽になり、目や脳への刺激が減ってゆったりとリラックスできる空間になります。
■「心地よさ」と「安心」を視線の中に集める
普段、あなたが一番よく座る場所(ソファや座椅子など)からよく見える場所に、大好きなお花、観葉植物、お気に入りのオブジェなどを飾ってみましょう。
そこが座るたびに心がほっと和む特等席になります。
また、よく目に入る場所にアクセントになる色のカゴやケースなどに毎日飲むお薬を入れて置いておくと、シニア世代の暮らしで大切な「お薬の飲み忘れ防止」にも、この視覚の効果が応用できます。これなら、お部屋をゴチャゴチャさせずに、毎日の健康管理を自然にサポートしてくれます。
お部屋づくりで大切なのは、他人の目を気にすることではなく、何より「自分が毎日を機嫌よく、安全に過ごせること」です。
全部を片付けようとせず、まずはドアを開けた時の景色を、少しだけ見直してみませんか?
無理のない範囲で、いつでも気持ちよく過ごせる素敵なお部屋づくりをぜひ楽しんでみてください。


