「夏じまいでモノの整理!」|衣替えと一緒にスッキリ暮らす秋支度(2025年版)

杖をついてご相談に来られたシニアのA女子。
「膝が痛くて杖がないと歩けないから、
家の中でモノを取るのにも一苦労なのよ。
なんかいい方法ない?」
と、切実なお悩みを話して下さいました。
お伝えしたのは、いつも大切にしている基本の見直し。
・よく使うモノの収納位置を見直す
・使用頻度の高いモノは“腰骨〜目線”の間へ
・床には極力モノを置かない
・しゃがまない、背伸びしない動線つくり
「早速やってみるわ!」と、前向きな笑顔で帰られました。
その後は、ちょっとしたお悩みや、口からでる軽口、
つい笑ってしまう失敗談など、
ひとしきり楽しくお喋りして帰っていかれたのですが――
A女子が帰られて2時間ほど経った頃、
玄関に“見慣れないモノ”を発見。
そう、杖。
まさかの 置き忘れ ……!
しかも、ご本人から「忘れちゃった!」の連絡もなし。
あの膝の痛みは、どこへ???
思わずクスッとなりながら、
「病は気からって本当なのかもしれない」
なんて思いました。
きっと、気持ちが“痛み”よりも、
“話すこと” “前向きに整えること”に向いたのだと思います。
住まいを整えることは、
身体だけでなく「心」をも軽くしてくれるもの。
A女子にとって、
今日の時間が“前へ進むきっかけ”になっていたら嬉しいなと、
玄関に立ちながら思ったのでした。
シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living</span></div>
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