これまでの「当たり前」からの脱出

弘瀨美加

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テーマ:シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納



今の家に越してきた時に決めたモノの位置。
それから何十年もの月日が流れて、
年を重ねたことによる、筋力や体力の低下、
関節の痛みなどがから運動機能が低下して、
以前は、なんのことなく出し入れができたモノも
億劫に感じたり、大変と感じる作業になってきます。
でも、そんな大変なモノの出し入れも、
そこにあることが当たり前になっているので、
多くの方は、不便を感じながらも、
モノの定位置を変えることなく、出し入れをしてらっしゃます。
運動機能が低下すると転倒やケガをしやすくなります。
それに大変だとか不便と感じると、
モノを出しても、その場所に戻すという作業が面倒になり、
「後でゆっくり」などと思ってそのままにして、
元の位置に戻すことを怠るようになってしまいます。
これには体力的なこともありますが、
気がついたら、床やテーブルの上にモノがいっぱい、
なんてことになってしまうようです。
そうなってしまっては、転倒やケガをするリスクが高まります。
億劫とか不便とか、大変と感じながら
モノの出し入れをしているのであれば、
これまでの当たり前から脱出して、
自分が取り出しやすい位置に
モノの定位置を変えてみてはいかがですか?
ストレスも軽減して、今より快適な暮らしになるはず。

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Mybestpro Members

弘瀨美加
専門家

弘瀨美加(講師)

comfy living

在宅介護経験者だから伝えられる実践的な整理収納スキルに強み。高齢者の心身の特性に配慮した収納のテクニックで安全で安心な住環境の整え方を提案。介護する人される人、双方の気持ちの負担も軽くなるよう努める。

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