リロケーションダメージ

弘瀨美加

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テーマ:シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納



リロケーションダメージとは
住み慣れた場所から馴染みの無い場所に転居などをして、
環境が変わることによって精神的なストレスが起きて、
心身に弊害を与えてしまうことです。
年齢に関わらず起こり得るものなのですが、
特に高齢者の方が施設に入所したり、
子供の家に引き取られたりなどした時に症状が出やすく、
不安や混乱から心身の状態を悪化させてしまうケースが多いようです。

環境が急に変わるとダメージが大きくなってしまうので、
できるだけ徐々に環境を変化させ
新しい環境に慣れる時間を作ってあげること、
自分が使い慣れているものを持っていくなどして
自宅にいた時と似たような部屋の環境や生活習慣にすることで、
安心・リラックスをすることができるので、
リロケーションダメージの予防として効果的です。

また、生活のサイクルがこれまでと違ったり、
顔見知りがほぼいないことで自分の居場所を見つけにくくなり、
それがストレスとなってしまうことが多くあるので、
自分だけの場所、落ち着ける場所を作ってあげることが大切です。
自分の部屋などがあることで、
自分の場所で落ち着いて過ごすことができることも多くあります。
また、自由になじみの方たちとできるだけ会える環境を整え、
人とのつながりを継続できることも大切です。


シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living

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弘瀨美加
専門家

弘瀨美加(講師)

comfy living

在宅介護経験者だから伝えられる実践的な整理収納スキルに強み。高齢者の心身の特性に配慮した収納のテクニックで安全で安心な住環境の整え方を提案。介護する人される人、双方の気持ちの負担も軽くなるよう努める。

弘瀨美加プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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