1本の電話
ペーパーレスの時代、
昔撮ってプリントした紙焼き写真も
データ化する方も多くなっています。
しかし、紙焼き写真が主流の時代が
長かった高齢の方は、
データにすると嵩張らないし、
沢山の写真をコンパクトに
保存できることは分かってはいても、
紙焼き写真を好む人が多いのです。
私の経験からですが、
物忘れの症状がある方も
紙焼きの写真を手に取って、
じっと眺めて、その頃を思い出し、
その思い出を語る表情は、
みなさん、とても穏やかで素敵です。
それは、紙の写真にしかない味わいや、
思い出を手に取り感じるということが
出来るからではないかと感じています。
データ化でコンパクトにするのも
良い事ではありますが、
その方にとって馴染みのある
紙焼き写真の存在も
大切なのではないかと思います。
シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living