まずは『とりあえず』でいいんじゃない?

弘瀨美加

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テーマ:シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納



郵送で届いたり、役所で手渡しされたりと、日々どんどん増える書類や紙モノ。
整理に困りますよね?
多くの高齢の方のお家では、あちこちに束になって置かれています。
お家の中を見てみると、ネットや雑誌などでよく見る、
細かく分類して綺麗に仕分けるグッズも使われないまま沢山あったり・・・。
やる気はあっても、なかなか出来ない方が多いようです。
初めから目指すところを高くしないで、大事な書類を失くさないことを一番に
『とりあえず』から始めてみては?

まず、外から書類などを持ち込んで、玄関とかリビングとか、
それらを手から離す場所にとりあえずBOXを置いてそこに大事そうなものは入れる。
そうでない直ぐに処分しても良いと判断できるものは捨てる。
この時、とりあえずBOXには、そこに入れ始めた年月日などをラベルに書いて貼っておくとGood。
BOXがいっぱいになったら、いつからいつまでと記載して、封筒などに入れておく。
細かく分類することが難しくても、時系列での分類は、大雑把だけど、こうすることで簡単にできますよ。

そして、次のステップとして、とりあえずBOXの中のものを
毎日、ランチを食べた後5分とか、1週間に1回、月に1回などなど、
見直して必要のないものは処分し、整理をする習慣をつけると、
必要のないものまで保存しなくて済むし、
雑誌なんかで見るような、ぱっと見て、どこにどの書類があるのか
分かりやすく種類ごとの分類して、保管収納することも出来ていきます。
初めから完璧を目指さず、まずは「とりあえず」から始めてみて下さいね。



追記
私が、とりあえずBOXとしてよく使っているのは、セリアのハンドル付ソフトライナーケースの半透明。
持ちてがあって持ち運びが楽にできるし、半透明なので中のものがハッキリは見えないけれど、
ぼんやりと見えるので探しやすくて良いのです。
参考まで。



シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living

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弘瀨美加
専門家

弘瀨美加(講師)

comfy living

在宅介護経験者だから伝えられる実践的な整理収納スキルに強み。高齢者の心身の特性に配慮した収納のテクニックで安全で安心な住環境の整え方を提案。介護する人される人、双方の気持ちの負担も軽くなるよう努める。

弘瀨美加プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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