生きる気力=人と関わること
TOTO株式会社のニュースリリースで、
「TOTOのシステムキッチンの歩み」が紹介されていた。
TOTOのシステムキッチンは
1981年8月に発売を開始し、
今年発売40周年を迎えたそう。
※詳しくはこちら → TOTOニュースリリース
それを読んで、
日本の生活スタイルの変化にあわせ、
TOTOの技術の進化し、
日本独自のシステムキッチンを
開発されていることが素晴らしいと思った。
また、キッチンの進化は、
日本の主婦の生活タイルの変化が
映し出されているようにも思った。
かつて、人生50年といわれた時代
主婦の生活スタイルは
一日のほとんどを家の中で、
家事や子育てに費やし、家族を仕えていた。
人生80年といわれるから現代では、
核家族化や平均寿命の延長もあってか
主婦もパートタイムなどで
外へ出て働 くといったライフスタイルが定着。
また、自分自身の楽しみや
生き甲斐のために費やす時間も増え、
主婦の生活スタイルは大きく変化し、
家の中から外へ出る機会が増えた。
それに伴って、家事の合理化が求められ
住宅設備や家電なども進化をしている。
キッチンに関して思うのは、
「収納」にも着目されているように思う。
仕事に家事と忙しい主婦の
動線を短くして家事の合理化というのもあるが、
かつては、時間をかけて手仕事していたことを
便利なグッズや家電などの調理道具で
時短をするようになって
キッチンで使うモノも増えたからではないだろうか。
近年のキッチンは、孤立した部屋でなく、
家の中心となるリビングと並んだ位置に
設置さされることも多くなっているので、
スッキリ収納が求められ、
たっぷり収納できるとうたっているものが多いが、
その許容範囲を超えてしまうと収納はできない。
便利だからとモノを増やすのでなく、
ご自分にとっての要不要も考えて、
モノを家の中に入れる必要があると思う。
時短と便利とモノの量。
なにか繋がりがるように思う。
シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living