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別の用事でお邪魔した大豆戸町内会館。
中を拝見すると、細かなところまで、
配慮が届いいる素敵な会館でした。
中でも、私が、夢中になったのがトイレのドア。
ちょうど、
身体のバランスを保つことが難しくなって、
転倒が増えた方の住環境について
あれこれと考えてる最中で、
この会館で使われていたドアについても
候補として調べていたのです。
そのドアが目の前にあったので大興奮!
住み始めた頃は建付けも良く
自分自身も若く、
何の負担も感じなかったけれど、
家も経年劣化で
だんだんと建付けも悪くくるし、
自分自身も年を重ねてくると
体のバランスが取りにくなって、
戸の開閉動作が大変になってくるのです。
中でもトイレのドアって、
日に何度も開閉するし、
出来るだけ排泄の行為は自分で行いたい
と思われる方が多いように
究極のプライバシーを守るものでもあります。
こちらの会館で採用されていたのは、
ドアの中心部を軸にして回転するタイプで、
引込み戸(ローリング式ドア)という
まだ、新しいタイプのものです。
開閉スペースが小さいため、
体をほとんど動かさずに開閉できるので、
身体のバランスを崩しやすい高齢者には最適。
また、片開きドアに比べて、
引戸に近い操作感覚で開閉でき、
開けたときの扉の飛び出しや
デッドスペースが少ないため、
扉が向き合う狭い場所や
廊下に面した場所でも通路幅を確保できますし、
内開きのドアに比べ内部の有効スペースも広くなります。
トイレのドアにそこまで・・・
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、
家の中にいると、使わない日はないですよね。
それに築年数が大きな家では、
トイレのドアも内開きの所も多く、
中で倒れても、外からドアが開けられず、
救助に時間がかかったなどということもあります。
なので、転倒するかもと思いながら
毎回、注意をしながらドアを開閉するより、
交換の時期にきているようであれば、
こいったものに交換されるのも
心身の負担の軽減につながると思います。
シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living