「出来なくなったこと」を「出来るようにする」という発想を持つ

弘瀨美加

弘瀨美加

テーマ:高齢者の整理収納



認知症とよりよく生きるヒント
「旅のことばカード」ワークショップを
DFJI旅のことばプロジェクトの金子氏、
福祉従事者の4名の方々と開催しました。

その中で、
高齢になる、認知症を患うと
これまで出来ていた事が
出来なくなってくるけれど、
ご本人も、周囲の人も、
・出来ない事に焦点をおくのではなく、
 出来る事を見るようにしないといけない。
・出来なくなった事を
 出来るようにする発想を持つことが大切。
・出来る事を活かさないといけない。
ということに参加者の皆の考えが一致しました。
勿論、「まだ、出来る」と
お客様に思っていただける事を一番において、
家の中の片づけをさせていただいている私も
考えは同じです。

「認知症を患っているから」とか
「高齢だから」と
ご家族や周囲が、良かれと思って、
仕事や役割を代わりにしてしまうと、
ご本人の「やりたい」「まだ、出来る」
という思いと食い違ってしまいます。
結果、ご本人の喪失感は大きくなってしまいます。
出来る事を活かして、
出来なくなった事が出来た!と
喜ばれるお顔を沢山見せていただけるよう、
これからも、家の中の片付けをしていきたいと
今回のワークショップで、また、思いが強くなりました。
参加して下さった皆様、
よい学びの時間をありがとうございました。

シニア世代の心身の特性に配慮した整理収納・comfy living

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

弘瀨美加
専門家

弘瀨美加(講師)

comfy living

在宅介護経験者だから伝えられる実践的な整理収納スキルに強み。高齢者の心身の特性に配慮した収納のテクニックで安全で安心な住環境の整え方を提案。介護する人される人、双方の気持ちの負担も軽くなるよう努める。

弘瀨美加プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

高齢者に安心・安全な暮らしを届ける住環境サポーター

弘瀨美加プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼