家具の見直しで安全な暮らし
実作業をさせていただいた
お客様からよく頂く感想は、
『当たり前だと思っていたけれど、
言われて気がつきました!』という事。
長年暮らしている我が家、
当たり前になっている事を
少し変えるだけでも、
不便が解消される事が多くあります。
初めてあるお宅に伺った時、
キッチンの真中に置かれたテーブルを
ぐるっと回ってリビングまで、
杖を使ってらっしゃるので、
こぼしそうになりながら、
お茶を運ばれているのを見て、
そのテーブルの位置を
キッチンとリビングの中継点になるよう
位置を変える提案をしたら、
『キッチンから、リビングに物を運ぶのに
いつも、何かをこぼしてしまうし、
不便だとは思っていたけれど、
ここにテーブルがあるのが
当たり前になっていたから、
自分の足が不自由になったから
仕方ないと思っていました。
こんな風にすると楽ですね!
言われるまで、気がつきませんでした。』
と喜んでいただきました。
当たり前になっている事が、
体に変化が出ると、
不便の原因になっている事もあります。
けれど、当たり前だから、
そこに気がつき難いのです。
こちらのお宅では、
今まで不便を感じさせていたテーブルが、
位置を変える事で、
キッチンからリビングに移動の際、
お客様の歩行の助け役にもなっています。
足や手の上がりが悪くなった、
膝や腰が痛いなどの体の変化を感じたら、
住み慣れた我が家であっても、
家の中のモノの位置の見直しをする事をお勧めします。