廊下の照明

弘瀨美加

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テーマ:高齢者の整理収納



年齢を重ねると、眼にも老化の症状が出てきます。
物が霞んでハッキリ見えにくいなどの症状が出る白内障は、
老化とともに進行すると言われています。
そうなると、通行の時に
障害になるモノの大きさを確認することも困難になり、
暗いところでは、段差などの見分けも難しくなってきます。
ならば、照明をつけて、暗い所を明るくすれば良いのですが、
それにも、配慮するべき点があります。



それは、照明の位置。
廊下に取り付けられている天井の照明は、
歩行する向きの正面にあれば、
進路が明るくていいのですが、
身体より後方に照明がある場合は、
天井の照明から投影される影が、
常に歩行者の動きとともに移動して、
足元に身体の影ができて、
足元が暗くなり、
段差を見分けにくくしてしまいます。



自分の影による足元の暗さを解消して、
立体的に見えやすくするには、
照明を複数個所に分散して配置をします。
そうすることで、足元の影が分散され、
段差が立体的に見えやすくなります。
特に廊下の隅やトイレの入り口などは、
増設などして照明を増やされると、
安全だと思います。

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弘瀨美加
専門家

弘瀨美加(講師)

comfy living

在宅介護経験者だから伝えられる実践的な整理収納スキルに強み。高齢者の心身の特性に配慮した収納のテクニックで安全で安心な住環境の整え方を提案。介護する人される人、双方の気持ちの負担も軽くなるよう努める。

弘瀨美加プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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