家具の見直しで安全な暮らし
電車に乗っていた時の一コマ。
優先座席に座っていた若者が、
乗ってきたシニア男性に
『どうぞ。』と言ったら、
『私は、まだ、元気だからいいよ。』
と、シニア男性が答えましたが、
若者は、『どうぞ、どうぞ。』
と言って席を立ちました。
すると、一度は、やんわり断ったシニア男性が、
『ありがとう。ご好意、ありがたくいただきます。』
と言って、その席に座りました。
その後、そのシニア男性は、
一緒に乗ってきた同世代の女性に
『自分は、若いつもりでも、
若い世代の子達からしたら、高齢者なんだなぁ。』
と言って、照れくさそうにされていましたが、
その女性とのお喋りの最後には、
『けど、好意を持って、席を譲ってくれたのだから、
初めから、それを受けるべきだったね。
あの子に悪いことしたな。』
とおっしゃっていました。
ヴァル研究所が調査したところによると、
席を譲ろうとして断られた人は61.0%で、
これは前回より9%増加してるのだそうで、
優先席である、ないにかかわらず
席を譲る意識が低下していることと
関係があると推測されるとしています。
この電車の中での一コマから、
私も近い将来、
そんな場面に出くわす事もあるだろうから、
その時には、素直に受ける事にしようと思いました。
でないと、
『譲ろうとしたけど断られた。』って事が続くと、
『また、断られるかもしれなし、やめておこう。』
って事になりかねませんものね。
好意は、素直に受けるって気持ちも必要なのかも。