帰省でチェック
友人が、実家の家の片づけをした際、
家の中にある沢山のモノの中で使ってるのは、ほんの少しなのに
『これ使ってる?』と、お母さんに聞くと、
『それな、たまにしか使わんけど、すごく役に立つんや!おいといて!』と、
どう見ても使ってる様子はないのに言うんだそうです。
その後も、押し入れの奥の方にあったものとか、
どう見ても使ってないモノ達を同様に聞いてみたけれど、
答えは、やはり同じで、『たまにしか使わんけど、すごく役に立つモノ』という答え。
友人は、お手上げ状態になったようで、
『実家には、たまにしか使わんけど、すごく役立つモノばっかりなんらしいけど、
なんで、すごく役立つものが、押し入れの奥の方にあるんやろうな?
たまに使うって、うちの母親のたまっていうのは、何十年に1回のことなんかいな?』
とぼやいてました。
私の祖母も、着られなくなった洋服のボタンやファスナー、
プリンや羊羹などが入っていた容器だとか、
コレクション?ってくらい沢山、持ってました^^;
モノのない時代に育った方たちは、モノを大事に使っておられ、
『置いておいたら、何時かは何かの役に立つ』という思いもあるようで、
使ってないモノでも、処分するということは、難しいようです。
そんなときは、
『たまにだけれど、すごく役立つモノ』の
『たまに』の期間をご自身に分かってもらうと、
自分が思うより『たまに』の期間が長かったことがわかって、
処分する気持ちになられるかもしれませんよ。