公式テキストを一般販売
東京都生活文化局「ヒヤリ・ハット調査
『シニア世代における衣服・履物の危険』報告書」によると、
(2014年9月にまとめ)
60代以上の高齢者で、
履物による転倒でケガなどの危害を経験したのが6.5%
ケガなどはなかったもののヒヤリ・ハット経験があるのが34.7%。
その時に サンダル(つっかけ)履きが最も多く、
次にスリッパ等の室内履きという結果がでています。
履物による転倒の原因として「つまずき」が多い理由は、
加齢により筋力が低下し、すり足のような歩き方になり、
つま先が地面に引っかかり、つまずいてしまいます。
また、姿勢の変化で重心移動がうまくいかずに
つまずいて転倒するということもあります。
高齢者は、転倒からの骨折、さらに寝たきりと
なってしまう方も少なくありません。
踵が固定されていないサンダルやスリッパでは、
つま先の緩みが、つまずきや脱げの原因となりやすいので、
室内でも、スリッパ履きではなく、
きちんと踵を包み込み脱げにくく、
底にフローリングなどでも滑りにくい加工がされている
ルームシューズを履かれる方が、
つまずきからの転倒の予防になり安全です。