「がんに関する留意事項」厚労省ウェブサイトより(その8)2021-42
さて、「がんに関する留意事項」の続きです。
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>この「通院治療へのシフト」という一言に尽きるのですが、これを次回はもう少し新しいデータで確認していきたいと思います。
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というところで、昨日は終わっていましたね。
ではの「新しいデータ」をどこから持ってくるかというと…
厚生労働省の「平成29年(2017)患者調査の概況」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kanja/17/index.html
から引用します。
これがいいデータ集なんです!
これらの数値を見ると、様々な疾患の治療傾向がわかるので、医療保険やがん保険を検討するうえでの「前提データ」になりますね。あんまり言うと「募集文書」「保険の説明」になりそうなのでここでやめますが…
まずは、下記「がんによる在院日数の変化」のデータについて。
ここでいうところの、「退院患者の平均在院日数」とは、調査対象期間中に退院した患者の在院日数の平均のことを指します。
<図4 在院日数の推移>
※悪性新生物(がん)の退院患者における平均在院日数
(病院・一般診療所)(平成26 年患者調査より作成)
その後、平成29年患者調査だとどうなったかというと…
平成26年で19.9日だった在院日数が…
平成29年には16.1日に減少!
入院の短期化の傾向がさらに進んでいることがわかります。
ただ、この「在院日数」のデータを見る上で一点大事なことがあります。
「退院患者」の平均在院日数だということ。
「当たり前のことじゃないか!」と思われるかもしれませんが何を言いたいかというと…
「退院患者」の中には「別の病院に転医する」
場合もあるわけです。
ですから、「1疾患に対する入院の延べ日数」ということで考えると、上記データではやや乖離がある可能性があるとも言えそうです。
(例:手術を拠点病院で行って、その後の療養は転医して別の病院で行う場合等。ただ、この例は脳血管疾患でのリハビリで多そうですね。がんの場合は放射線治療や抗がん剤治療…化学療法はそもそも外来で行うことが増えているようですので。このあたりは「がんに対する留意事項」の後の部分で出てきます。)
ということは…「がんの平均入院日数は平均16日ですよ!医療保険なんかいらんでしょ!」
というトークはなかなか浅はかだという事ですね。
あ、誹謗嘲笑ではないですよ。
最初は私のタイプミスで「誹謗酋長」と出てきましたよ。
そんな酋長いやですね。
酋長…
昔、インディアン風の風貌の「ワフー・マクダニエル」というレスラーがいましたね。
「和風・マクダニエル」ではないですよ。
どんなレスラーでしたっけ?
あったあった。
おお。ブッチャーの時代ですね。
アントニオ猪木とも抗争を繰り広げていたみたいです。
その頃ボクは生まれていないからわからないなあああ(嘘)
えっと…
ワフー・マクダニエルの話をしたかったんじゃないです。
「がんの在院日数が減少する傾向にある」
ということが言いたかったんですね。
では、続きはまた明日ということで。
終わります。
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