台風の時は隣と1台開けて駐車しましょう。
現在、9月30日(日)午前9時57分ですが、大型で非常に強い台風24号が九州南部にかなり接近しております。この時点で相当の風災被害が出ることは予想されます。被害を受けられた皆様におかれましては、深くお見舞いを申し上げます。
「風災被害」に対する保険の種類、損害査定や保険金のお支払いには一定の流れがあるのですが、現在火災保険の内容も多岐にわたっており、一概に記載できないところがあります。
当方にていろいろ調べましたが、「一般的な」火災保険の自然災害の対処方法に関しては、損保ジャパン日本興亜(株)のサイトが詳細に記載されておりましたので、ここに転載致します。もちろん、ご加入されていらっしゃる保険会社、保険商品によって補償内容が異なりますので、その点はご留意下さいませ。
http://www.sjnk.co.jp/knowledge/basic/guide/contents1/
また、一般的な自然災害事故の保険処理の流れは以下の通りです。
(共栄火災海上保険株式会社の事故処理マニュアルを基に記載しております)
(1)事故の受付(連絡):
お客様より加入代理店・保険会社に台風の損害が発生した旨のご連絡をいただきます。被害物の種類や、破損の状況等をお知らせいただきます。
(2) 被害物の写真の撮影:
本来は、保険会社から委託を受けた損害保険鑑定人が被害物の確認を行うのが本来の流れですが、自然災害は一度の大量の被害が発生しますので、立ち合いまでに相当な時間を要する場合がございます。それまでに損害箇所を修理してしまうと、損害の確定ができないため、保険金のお支払いに支障を生じる場合がございます。
代理店にて写真撮影を行う場合もございますが、第一次の損害状況の保全として、お客様でも損害箇所の写真撮影を行っていただけますと幸いです。
写真撮影の上での留意点は以下の通りです。
•表札を撮影する。(保険会社が多量の損害処理をする場合の整理上、表札が撮影されていると効率的に作業を進めることができます。)
•建物全景を撮影する。
•損害箇所を撮影する。
(3)修理見積書の依頼:
修理業者へ修理の依頼をすると共に、修理見積の依頼をしていただきます。
修理見積にあたっての留意点は以下の通りです。
•工事項目別に、材料費・工賃の別、数量、単価を明記してもらう。
•建物が複数ある場合は、各建物ごとに見積もってもらう。
•保険上の損害認定は現状に戻すための費用であり、仕様変更や模様替えを行う場合は、その旨を見積書に明記してもらう。
残念ながら台風損害とは関係ない箇所まで修理を勧めて保険会社との請求代行を行う業者も一部存在するようですので、お気を付け下さい。
(下記の一般社団法人日本損保協会のウェブサイトをご参照下さい)
http://www.sonpo.or.jp/news/caution/pdf/hokenkingatsukaeru.pdf
(4)損害金額の算定・協定・保険金お支払い:
立ち合い結果もしくは写真見積を基に保険金お支払い額の協定をお客様とさせていただきます。補償内容や自己負担額は保険種類・契約内容によって異なりますのでご留意願います。支払金額確定・認定後・保険金請求書を基に保険金をお支払い致します。
また、昨年書いたコラム「台風の時は隣と1台開けて駐車しましょう。」もご参照下さい。
記事の内容がともかく、不必要なボケが今みるとチャラ過ぎてクラクラしますね。
「チャラい」と言えば今夜の23時は棚橋弘至選手の「情熱大陸」!
おっと、また脱線しようとしてしまいました…
https://mbp-japan.com/kagoshima/sakouhoken/column/4602898/
何はともあれ暴風域を過ぎるまでは極力外出は避けましょう、ということで。
以上です。