~先進医療(前立腺ガンへの陽子線治療)実体験インタビュー~(その6)まとめ
今度こそインタビューの開始です。「楊氏仙~ようし・せん~様」はもちろん仮名です。
掲載については許可をいただいております。
酒匂:今日はお忙しいところお時間をとっていただき、本当にありがとうございます!予後はいかがでしょうか?でも、実際にお仕事でお忙しいあたりを見るとお元気そうですね(笑)
楊氏さん:いや~ばりばり働いていますよ!
ただ、粒子線を当てて以降、トイレが近くなって、夜中何回も起きてますね。あと、座ってから立つときに
ふしぶしが痛いんですよ…ただこれは粒子線治療が原因かはわかりません。年齢のせいかもしれませんし。(笑)
あと、粒子線治療後はホルモン注射(※2)もしていない。PSA値(※3)もさっき地元の病院で測ったら、数値が小さすぎて測れないと言われました。いずれにしても、髪の毛が抜けるとか、全身が猛烈にだるいとか、一般的なガンの副作用みたいな症状は全くありませんね。
酒匂:PSA値が測れないくらい小さいというのはすごいですね!
では、ガン罹患から治療までの流れをお伺いしたいと思います。最初に前立腺ガンの兆候があったのはいつごろだったでしょうか?健診でのPSA値指摘が、ガン検診のきっかけだったと記憶しておりますが、自覚症状はございましたでしょうか?
楊氏さん:
自発的に(というか妻に連れて行かれて)一昨年10月に健康診断を受けたら、PSAの数値がやや高くて、昨年2月頃前立腺とガン診断されました。ただ、健診の時も、ガン診断された時も自覚症状は全くありませんでした。
妻が健診に行け行けとうるさかったので仕方なく行ったんですが、結果こういうことになっていて…
妻には本当に感謝しています。
…と治療に入る前に今回は終了!続きはCMの後で(!?)
ホルモン注射(※2)~
前立腺がんは男性ホルモンの影響によって進行する特徴があるのですが、逆に男性ホルモンを抑制または遮断することによってがんの進行を阻止したりコントロールするのがホルモン療法です。
LH-RH、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモン抗、男性ホルモン剤(抗アンドロゲン剤)等があります。
楊氏さんがどの薬剤を注射したかどうかまでは確認をしておりません。
最悪、精巣摘除術(去勢術)を選択されることもあるそうです。怖い怖い…
PSA値(※3)~
PSA検査は前立腺がんを判断する最初の基準として非常に有効です。血液検査だけで測定できます。
ちなみにPSAとは健常男性の前立腺から分泌される物質で、精子の保護膜成分のたんぱく質を分解して開放する役目があります。通常PSAは血液中に流れ出ることはないのですが前立腺の疾病によって浸出して検査に反応するようになります。PSA値が高ければ高いほど前立腺がんの確率も高くなります。
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はい!CM!
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〜今回の場合は「前座」かもしれない?講師の酒匂信次です。
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ということは…
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みたいな短絡的なセミナーではございません。
社会背景からしっかり入っていきたいと思います。
でも、難しくて眠くなる… なんてことがないのは今まで私のセミナーに参加された方はおわかりですよね?
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