耐震改修の落し穴
リフォームのポイント
古い建物をリフォームや改修する場合、気をつけなければならないのは
「目に見えない部位」です。
例えば、床下や天井裏の部分。
床下では、白蟻の被害があるかどうか、柱の表面は変わりなくとも
白蟻は柱の中を食べて、表面の木材は見た目変わりなく見えることがあります。
床板をはがして確認するか、床下へ潜り込んで調べる必要があります。
同じように、天井裏から屋根の下地板の状況を見て、雨漏りの跡とか調べて
対処をする必要があります。
今行っている工事でも、床をはがして初めて柱の下部の白蟻被害がわかり
柱の被害箇所を切り取り、新しく柱を継ぎました。
また、雨掛かり部分の柱下部は腐り柱がありません。
リフォームや改修工事をして、暮らしやすく綺麗にすることも大切ですが
建物が丈夫であることが前提です。
耐震補強工事を行いながら、建物の寿命を延ばす事が重要なポイントです。
「築40年以上の古民家再生、リフォーム専門店」
有限会社 谷野設計
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