NHKカルチャー漢方養生訓

平成10年より継続しています息の長い健康講座です。
漢方専門薬局の管理薬剤師が漢方理論に基づく健康維持の方策や中医学による食養生の知識も習得できます。
化学薬品は「効くけれど治らない」と、ダラダラ漫然服用していたら時に主作用の陰に潜んでいる副作用に負けて新たなる不快症状が発症して、それに対する新しい薬が追加されるリスクがあります。
例えば高脂血症改善薬をダラダラ漫然服用していると副作用に「横紋筋融解症」があり下肢痛が発症したら鎮痛剤が追加されます。
神経痛・リウマチなどで鎮痛剤をダラダラ漫然服用していると時に肝機能が悪くなり、それに対応する薬が追加されます。
当初は1種類の薬が数年経過すると一枚の「処方せん」が二枚になる方、成っている方って当薬局で処方せん業務していると多々経験しています。
そして私達は加齢とともに化学薬品にたいする解毒能力・耐性はドンドン低下して行きます。
大人3錠・子供2錠・幼児1錠、そして本来は老人＊錠というのが本当ではないでしょうか。
病に罹る前に予報する事を「未病先防」と言います。
この「未病先防」の理論も当講座で習得できますし、「西洋薬」についても同様です。
健康維持・健康長寿は自己努力なしでは叶いません。
人は誰しも老いていきますが「歳相応」の養生法も、当講座で学んで下さい。