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先生方にリフレーミング

町田仁美

町田仁美

テーマ:コミュニケーション

先日は県内の学校の先生方に

【しなやかな心を作るリフレーミング】

と題してリフレーミングをお伝えしました。



一般的にリフレーミングというと

言葉のリフレーミングが多いと思います。


例えば

「頑固」をリフレーミングすると
 → 我慢強い、芯がある、一貫性がある



などが思い浮かぶでしょうか?


リフレーミングは言葉だけではありません




もちろん言葉のリフレーミングのワークもいれてお伝えするのですが

それだけではありません




ウィリアム・シェイクスピアの有名なこの言葉をご存知でしょうか?


「良い事も悪い事も存在しない
あなたの思考がそれを作り出しているのだ」




例えば

飲食店などに行って、食べたいものをすぐに決められない。
たくさんメニューがあって決められない。
ほしい物はあるけれど、色や形などいろいろ悩んで決められない。 



「迷うことが多いです」と言われる方なら、他の人から「優柔不断なんだね」と言われたことがあるかもしれません。

「優柔不断だね」という言葉は、ネガティブに捉える方が多く、少しイヤな気分を感じるかもしれません。




けれども、見方によっては変わってきます。



では、どんな見方ができるでしょうか?

「自分の気持ちに正直だから納得のいくものを慎重に選んでいる」

とも解釈できます。



「優柔不断」=「自分にとって納得いくものを選び取ろうとしている」

こう解釈するとするとどう感じますか?

先程より自分に自信が持てるかもしれません。


リフレーミングをすると物事に対する解釈が変わります。

解釈が変わると、気持ちが楽になったり、今まで気づかなかった可能性を引き出したりすることができることがあります。




毎日、生活していれば様々なことが起こります。

その出来事にどのような意味を与えるかにより、前向きな気持ちになれるか、すぐに行動できるか、あるいはイヤな気分を味わってしまうかが決まってきます。



意味を変えることで、その後の感情が変わり、行動も変わります。



わたしたちが出会う出来事に本来は良いも悪いもありません。

わたしたちがどう見るかで良いのか悪いのかを決めているのです。


自分の嫌なところ、好きではないところもリフレーミングすることで

自分の強みや長所になることがあります。



また、自分の否定的な行動(やめられない行動や先延ばしにしている行動)についても

リフレーミングすることで

「どうしてこの行動をとってしまうのか、どうしてやめられないのか。」

「この行動の目的は何なのか。」

という事が分かるようになります。



目的が分かれば、目的を果たすための別の手段を考えられるようになるのです。


リフレーミングができるようになると

自分を否定するのではなく、肯定できるようになり、ストレスに対するセルフケアができるようになります。


また、他者に対してもリフレーミングして伝えることができるようになることでラインケアにもつながります。


ストレスに強いしなやかな心を作るために

リフレーミングを取り入れてみませんか?






見方を変えるという事については

拙著「パワハラ防止BOOK」にも少し書いています。

リフレーミングという言葉は用いていませんが、

98ページには私がリフレーミングしてお伝えした言葉を紹介しています。


リフレーミングで自分の心を守っていきましょう。




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町田仁美
専門家

町田仁美(社会保険労務士)

まちだ社会保険労務士事務所

アンガーマネジメントやNLPコーチングで感情面、社会保険労務士として論理面、両面からアプローチした体感型研修やセッションにより、自ら気づき、行動しやすくなると定評がある

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