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町田仁美プロはテレビせとうちが厳正なる審査をした登録専門家です

上手な伝え方とは

町田仁美

町田仁美

テーマ:パワーハラスメント防止

本日は「コミュニケーション~アサーション~」のセミナーに登壇しました


最近は「伝え方」について

悩みや問題を抱えている方が多いように感じます


研修のご依頼の中でも

「伝え方、対話を入れてください」

というケースが増えてきたように感じます




伝え方については

拙著「パワハラ防止Book」にも書いています

アサーションという言葉は使っていませんが

参考にしてみてください




アサーションとは



より良い人間関係を築くためのコミュニケーションスキルの一つ 自分も相手も大切にした自己表現



アサーションができている状態を
「アサーティブ」


自分の気持ちや考えを

その場にふさわしい方法で表現できることが

アサーティブな表現というようです



アサーティブな表現ができれば

パワーハラスメントは起こりにくくなります


自分の言いたいことだけを言うのではなく

相手の気持ちを尊重しつつ、自分の気持ちを適切に伝えていく


例えば

部下が作業で手順通りの操作をしていなかった場合

「何やってるんだ。手順が違うだろう。」

と強く伝えるのではなく

「その手順はマニュアル通りではない」

と一旦、事実を受け止める。


事実を一旦受け止めることで

「部下がマニュアル通りに作業しなかったのはどうしてだろう?」

と考えることができるようになります


・マニュアルを見ていないのかもしれない

・教え方が分かりにくかったのかもしれない

・前任者がマニュアル通りのやり方で伝えていないのかもしれない

・そもそもマニュアルがあることを知らないのかもしれない


などたくさんの可能性を考えられるようになります



ここまで考えることができれば

相手への言葉がけも

ぐっと変わってくるはずです


伝える時には

「私は」を主語にして伝えてみてください



「私はその作業が手順通りでないと考えています。あなたはどう思いますか?」

自分が見た事実を伝え、相手の考えていることを聞いてみる


そうすると

あなたが想像した可能性のなかからの答えがでるかもしれません


また

あなたが想像しえなかった事柄がでてくるかもしれません



驚いてしまって

「なんだその考えは!」

と反射的に言ってしまうかもしれませんが


なるべく

「なるほど、そういう見方もあるんだな」

と相手の見方を尊重してみてください




自分の言いたいこと、感じたことを一方的に伝えるのではなく

まずは一旦、受け止めてみてください

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町田仁美
専門家

町田仁美(社会保険労務士)

まちだ社会保険労務士事務所

アンガーマネジメントやNLPコーチングで感情面、社会保険労務士として論理面、両面からアプローチした体感型研修やセッションにより、自ら気づき、行動しやすくなると定評がある

町田仁美プロはテレビせとうちが厳正なる審査をした登録専門家です

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