Mybestpro Members

髙橋一久プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です

カロリーゼロの人口甘味料が危ない

髙橋一久

髙橋一久

テーマ:糖尿病や重大疾患を招く可能性をWHO指摘

"カロリーゼロ"や”低カロリー”のダイエット食品に使われる人工甘味料に、長期的なダイエット効果は期待できない・・・。

5月15日にWHO(世界保健機関)が発表したガイドラインが波紋を呼んでいる。WHOは283件の研究報告を分析。人工甘味料を含む非糖質系甘味料は、3ヵ月など短期間の使用では体重や体格指数(BMI)を下げる効果があるが、6∼18カ月の長期だと減量効果がみられないという。

非糖質系甘味料とは何か。
甘味料と言えば砂糖が代表格ですが、他にもでんぷん由来のブドウ糖や果糖などの糖質系甘味料と、それ以外の非糖質系甘味料があります。非糖質系にはアステルパームやスクラロースなどの
人工甘味料と、天然由来のステビアや甘草などがあり、どちらも砂糖の数百倍の甘味を持つのが特徴です。

人工甘味料が中心の非糖質系甘味料は強力な甘さを持つため、ごくわずかな使用量で甘み付けが可能で、その分カロリーが抑えられる。こうして低カロリーのダイエット食品が生まれた。
人工甘味料につにいては以前から注意を促す研究機関も多く、WHOの勧告はもっともだと評価されている。糖質をたくさん取っていると、脳が甘いものが欲しくてたまらない”糖質中毒”になってしまう。そして長年人口甘味料を使い続けていると、健康被害を引き起こす危険性があるとWHOは勧告している。特に、糖尿病発症率のリスク20~30%、脳卒中リスク20%、心血管疾患全体のリスクは32%上昇する。

これまでダイエットの味方だと思ってきたカロリーゼロ食品に頼ってはいけない!!
WHOはダイエットのために、子どものころから甘い味付けを減らし、糖質や甘いものが欲しくなる脳を作らないことを推奨している。多くの日本人が不足しているタンパク質や食物繊維の栄養素。普段の食生活に充分取り入れて、健康で長寿が全うできる体作りを目指しましょう。

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

髙橋一久
専門家

髙橋一久(高齢者サポート)

一般社団法人 シニア・総合・サポート(監事設置法人)

高齢社会での認知症対策と核家族化での各種支援サポート。金銭・財産管理、相続対策、死後の各種行政手続き・生命保険・葬儀・埋葬他関連業務の代行全般をワンストップで委任を受けることが可能。

髙橋一久プロはIBC岩手放送が厳正なる審査をした登録専門家です

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

単身者や、身内に頼れない高齢者のお悩み解決のプロ

髙橋一久プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼