マウスピース型矯正装置を始める前に
歯並びを良くすることには、審美的なメリットもあります。しかしながら、歯並びが悪く、かみ合わせが悪いと、
- むし歯や歯周病に悩みやすい
- 顎関節症につながりやすい
- 頭痛や肩こりの原因につながりやすい
- 消化器官に負担をかけやすい
- 発語や発音に影響をおよぼす
可能性があります。
マウスピース矯正は、審美的な治療上の困難を解決することはもちろん、いつまでも自分の歯で咀嚼し、口から心身の健康を増進することで本当の意味の’’美しさ’’と’’笑顔’’を長く保っていくことを目的としています。
マウスピース矯正は、患者さまの症例にあわせたカスタムメイド装置です。装置の設計にはグローバルなプラットフォームとテクノロジーが用いられており多数の症例を一元的に管理・研究することでより精度の高い診断を可能としています。
マウスピース矯正は、目立たず快適に使用することのできる矯正装置です。
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施術の流れ
マウスピース矯正の治療最大の目的は、すべての歯が均等に咬合接触し、顎位の調和を整えることです。その上で、審美的な目的を達成できるよう努力します。なお、審美的な目的を達する方法はマウスピース矯正のみではありません。
初診・歯科ドック(CT撮影・口腔内写真撮影・診査)
マウスピース矯正に興味を持ったら、矯正歯科医に相談してみましょう。カウンセリングにて、マウスピース矯正がどんなものか、治療が可能かどうかを含めご自分にあった明確な選択肢が増えます。
当院の初診の流れについて
治療計画説明
治療計画を作成します。治療計画は資料とセットでご提供されます。治療には必ず大まかな期間と当該の治療に関する費用が提示されます。マウスピース矯正は、製作にかかわる処置を含むすべての診察行為・検査行為など保険外診療(自費治療)となります。
初回トリートメント
治療計画・治療期間・治療費の全てにご同意いただけたら実際のマウスピース矯正がスタートします。その前段階として、お口の清掃・歯石除去・歯面の滑沢化といった一連の処置を実施します。この処置はすべての治療予定者に行います。もちろん、初回トリートメントの施術を受ける時点では、患者さまは治療を始めるかどうかを最終的に決定する必要はありません。
治療開始
マウスピース矯正では、頻回の通院を必要としません。来院時に、歯科医はマウスピース装置のフィット感を確かめたり、計画が順守されているかをチェックします。患者さまはマウスピースを1日22時間以上装着し続けます。装置の保全管理は患者さまに一任されております。
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マウスピース矯正の来院頻度
クリアコレクトでは一般的な場合であれば2週間~1カ月に1回のペースで通院が必要です。歯科医は治療の進捗状況を確認し、治療のエラーを早期に除去します。マウスピース矯正において、来院頻度よりも患者さまの関心事は治療期間の長期化にあります。マウスピース矯正はブラケット矯正よりも治療期間は長くなります。
保定治療説明
マウスピース矯正では、保定装置製作前に保定治療説明を行います。この際、むし歯などに対する審美修復治療についても説明します。マウスピース矯正では、歯の色・形・大きさを変えることができません。歯並びがよくなると歯の形態や色調について関心が集まります。保定治療説明時にこういった問いに対して答えを出します。