葬儀にありがちなマナー違反 ~突然の相続にそなえて@岩手 盛岡 ③~
葬儀に際しては、普段聞きなれない言葉を耳にすることがあります。
「葬儀に慣れる」なんて望ましいことではありませんが、突然のときに参考にしてください。
葬儀ではどんな儀式が行われるかをイメージすることにも役立ちます。
(五十音順)
○エンバーミング
遺体衛生保全のこと。遺体を消毒・防腐・化粧・修復処理する処置。処置後10日間程度は遺体変化が生じない。
○お斎(おとき)
葬儀や法事の後の会食のこと。
○カロート
納骨室。骨壷を収める墓石の下のスペース。
○神棚封じ
神棚がある場合、死者が出ると、死忌にそまっていない他者の手で神棚に白紙を貼って封じ、死忌が及ばないようにする。四十九日あるいは五十日祭を終えて白紙を外す。
○還骨法要
火葬後に自宅の後飾り壇に遺骨を安置して行う法要のこと。
○逆修墓(ぎゃくしゅばか)
生前に、あらかじめ自分のために墓を建てること。
○脚絆(きゃはん)
死装束のひとつ。仏衣を死者に着せるとき脚に巻くもの。
○釘打ち
出棺に際して柩に蓋をし、遺族が石で釘を打つこと。
○公正証書遺言
利害関係のない証人2名以上の立会いのもと、公証人を介して作成する遺言方法。
遺言書は公証人役場に保管されるため、紛失などの心配はないが、内容などを秘密にすることはできない。
○逆さごと
通常の逆に行なう作法・習俗のこと。
例:死者の衣装(帷子)を左前に着せる、枕元に屏風を逆さに立てる「逆さ屏風」、死者の布団を天地逆さにする「逆さ布団」等。
○散骨
遺骨を細かくくだき、山や海に撒く葬り方。
○死亡届
戸籍を抹消するため、市区町村それぞれの役所に死亡診断書を届けること。
日本国内で死亡したときは7日以内に、日本国外で死亡したときには3ヶ月以内。
○拾骨
火葬後に焼骨を拾い、骨壷に収めること。骨上げまたは収骨ともいう。
○精進落とし(上げ、明け)
四十九日の忌明けに食べる料理のこと。現在は葬儀後に行っている。
○聖体拝受
カトリックで、キリストの血と肉を象徴するぶどう酒とパンを神父が信徒に与える儀式。
○即日返し
葬儀当日にする香典返しのこと。
○友引
凶事に友を引く、という意味があり、葬儀、法事は一般的にこの日は行わない。
○野辺送り
遺体を火葬場まで見送ること。
○箸渡し
焼骨を箸で渡し骨壷におさめること。一般的には2人1組になる。死者がこの世からあの世へと旅立てるようかけ橋をする、といった意味がある。
○彼岸
死者を追悼する季節の意味としても使用される。春分、秋分を中日とし、前後各3日を合わせた7日間のこと。 一般的にこの期間は墓参りをする。
○プレニード
生前予約のこと。
○枕飾り
死後、遺体を安置した後に、遺体前を荘厳(きれいに飾る)すること。
枕机に白い布をかけ、香炉を中央置き、向かって右手にローソク、左手に花立ての三具足を供える。このほか浄水やご飯(または団子)を供えることもある。
○枕飯
枕飾りの際新しく炊いた白いご飯を、故人愛用の茶碗に高く盛りつけ枕元に供えること。箸を2本または1本上から立てることが多い。
○末期の水
死亡直後に死の現場に立ち会った者により行われる。
湯のみ茶碗に水を入れ、割り箸の先を脱脂綿で巻き、割り箸の先に水を含ませ、一人ひとり順番に死者の唇を潤す。割り箸の代わりに綿棒や新しい筆を用いることもある。
○湯灌
死者の体をお湯で洗浄し清める儀式のこと。
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