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平田博盛

洋服という文化を通じて心を豊かにする紳士服のプロ

平田博盛(ひらたひろもり) / ファッションアドバイザー

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コラム

オーダーメードは魅力的9

2015年11月11日 公開 / 2021年3月1日更新

テーマ:オーダースーツ

コラムカテゴリ:くらし

オーダーメードでお作りされるときに最近多くの方が
「細めにして」「細くして」といわれることが多くあります。

ただここで気を付けていただきたいのがあまりタイト
(細すぎ)にお作りになられると、すごく着にくくまた
ストレスがたまる服になりがちです。

当店ではお客様とお話をしながら以下の点には
十分注意いたします。

・肩幅をあまり狭くしすぎない

採寸できちっと肩幅をはかり、着付け見本を
きていただき方のサイズをきめていきます。

お客様の中には細く見せるために実際の
肩幅よりも小さめにしてといわれる方も
おいでますが、男性の場合は上着は肩できますから
できましたら実寸より少し大きめの方がすごく
着やすいですよ。

それと肩パットも薄くされることで肩の張りがなくなり
軽く感じてきますよ。

・アームホールは少し小さめに

こちらに関しましてはお客様の体型にもよりますが
アームホールを少し小さめにすることで、袖付けの
部分を細くすることが出来ます。

ストレッチ素材の生地でしたら収縮性が強いので
ストレスにもならず、仕上がりがすごくシャープで
スマートな感じに仕上がりますよ。

・股上を極端に浅くしない

美脚効果や足長効果で股上を浅くするのは
賛成なのですが、ローライズすぎますとスラックスが
おしりに食い込む感じになりスゴクはきにくくなります。

当店の場合はヒップ周りを採寸し着付け見本を
履いていただいた上でわたり巾をきめ、それにそって
1番最適な股上の長さをきめていきます。

・着丈をあまり短くしすぎない

こちらは着心地には関係ありませんが、最近
すごく短い着丈を希望される方が多くなって
きました。

流れとしては短めが流行なのですが、やはり
お客様の身長や体型によりことなってまいります。

お尻が隠れるかどうかという長さが一般的で
後は着付け見本を着てからお客様と相談
しながら決めていきます。

あまりに短すぎますとカジュアルすぎてビジネスに
マイナスのイメージを持たれてしまうともったいない
ですからね。

お気軽にお問い合わせください。

オーダー9

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