耕作放棄地率の増加と担い手不足
阪神・淡路大震災から、今日で25年が経ちました。
当時小学生だった私は、朝、テレビを観て「何これ?」と、両親に聞いた記憶があります。
地震で神戸の街があんな姿になるなんて、信じられないという感じでした。
きっと、今の小学生も、神戸の街並みが一瞬で変わった25年前の光景をテレビで観ても、信じられないという感じなのではないでしょうか。
石川県は、「災害」が少ないと思い込んでいる人が多いと言われた時期がありました。
大雪による生活への影響はありますが、台風や地震による被害はほとんどない。災害の少ない、比較的安心して過ごせる場所。そんなイメージは自分自身でも持っていましたが、能登半島地震をきっかけに、そんなのはただの思い込みに過ぎないということを知らされました。
全国・全世界に目を向ければ、災害は突然、思いもよらぬ形で発生したりもしています。
しっかりと減災・防災対策をしていきたいと思います。
さて、今日から東京出張のため、新幹線で移動しております。
新幹線はこれから雪深い上越妙高駅に向かいます。
目の前に見える立山連峰も雪が少なく見えます。きっと、上越も雪が少ないと思われます。
人間の力ではどうすることもできないのが気象現象です。
そんなお天気の影響に左右され、ヤキモキすることもあるのが農業の難しさです。
どんなに土壌が良くても、どんなに空気が良くても、どんなに栽培の知識・経験・技量があったとしても…
水が全くなければ、いいお米は栽培できません。
記録的な雪不足に頭を悩ますスキー場も多数あるようです。
この影響が農作物にも波及しませんように!
そして今年は大きな災害が起きませんように!
そう願いを込めて、今日1日を過ごしたいと思います。