耕作放棄地率の増加と担い手不足
台風15号が関東地方を中心に猛威を振るってしまいました。
被害にあわれた皆様が一日も早く日常生活に戻れることをお祈りしております。
暴風雨のあとの猛暑となっている関東地方ですが、奥能登は真夏に戻ったかのように
暑さと天気が続いております。お盆頃からの長雨は、ようやく終息したのかな?
「超湿田」と言っても過言ではない奥能登・金蔵地区での私の稲刈りは、なんとか
早生品種である「能登ひかり」2.5haの刈取が終了しました(^O^)/
と言っても、全面積の3割しかまだ終わっていないのですが…。
そんな「能登ひかり」の稲刈りは、この長雨でまさかの悪戦苦闘…。
例年ですと、能登ひかりの刈取時期は、天気はいいが暑さとの闘い!
コシヒカリは雨との闘い!という感じだったのですが、今年は最初から雨との闘いでして…。
田んぼが柔らかすぎて、刈取をする機械「コンバイン」が入れない田んぼが出てしまいまして…
その結果…
近所の方に応援に来てもらい、この田んぼの8~9割近くを、鎌を使って刈取してもらいました(>_<)
私よりも遥かに農業経験のあるベテランさんたちばかり。
畦まわりは刈った稲も出しやすいですが、中心にいけばいくほど、刈った稲のやり場に困ります。
皆さん、ワラを使って刈った稲を縛り、田んぼから出しやすくする工夫もしてくれ、あっという間に
刈取が進む進む…。もはや職人技です!
最後はなんとかコンバインを入れて刈ろうと思ったのですが、コンバインを田んぼに入れる場所から
柔らかくてハマりそうだったため、「コンパネ」(ベニヤ板の厚いヤツをご想像ください)を敷いて、
なんとか出入りできたのですが、問題はその後でして…。
車重2トンを超えるコンバインが乗ったため、コンパネが田んぼにめり込むし割れるしで…。
田んぼからコンパネを引きずり出すだけでも一苦労でして…。
ホント、多くの方々に手伝ってもらうことができ、感謝感激の「能登ひかり」稲刈りでした。
コシヒカリはスムーズに刈取できますように(>_<)