自律神経失調症は漢方で治せます!
いつもコラムをご覧下さりありがとうございます。
石川県白山市の漢方薬生薬認定薬剤師 漢方専門 福の樹薬局の伊藤です!
咳が続くと病院に行って診察していただきますよね・・・
それで、「お薬を出しときますので様子を見てくださいね!」ってやさしく見送られ診察が終了すると思います。
この薬で治るんだと思って用法用量を守ってお薬を「服用」したり「貼った」り「吸入」したりしませんか?
さて、これで治る方や治った方はこの先は読まなくて構いませんよ・・・
治らない方に質問です。この後、再び病院に行ってどのような診察が行われましたか?
「そうですか・・・ではお薬を変えてみましょう!」
ってやさしく見送られながら診察が終了してませんか?
これを繰り返すうちに勝手に治れば良いのですが、だらだらと治療をしていると咳が落ち着いたころに別の症状(副作用)で悩みながらも咳の為に薬を飲み続けるという方も少なくないと思います。
肺を冷やす西洋薬、肺を温める漢方薬
西洋薬は基本的に交感神経を刺激して咳を鎮めますので、血流が低下して肺が冷えてしまいます・・・
これでは、咳は落ち着きますが肺や気管支の自然治癒力は低下したままなんですね。
そこで、漢方薬の出番なんです!
そもそも咳の原因はいくつか考えられるのですが、
・免疫力の低下
・気管支やのどの粘膜機能低下
・体内の水分欠乏や水分過剰
などが挙げられるんですね。
また、咳や痰には性質の違いがあるのをご存知ですか?
咳・・・湿った咳、乾いた咳
発作性の咳、頻発性の咳
痰・・・粘りのある痰、サラサラした痰
黄色い痰、白っぽい痰
といった違いがあるんです。
漢方ではこれらの違いにより用いる漢方も異なってきます。乾いた咳や粘りのある痰には粘膜を潤して刺激を緩和したり、排出を容易にします。湿った咳や痰が多く出る方には水分代謝を調整して症状を改善していきます。また、漢方薬は肺や気管支の血流を改善し、温める効果がありますので気道粘膜の働きが正常になります。
発作時は西洋薬!落ち着いたら漢方薬!
それでは、代表的な漢方を紹介します。
「神秘湯」という漢方薬です。名前からして効きそうでしょ!
喘息や気管支炎、アレルギー性の咳に有効です。
もちろん体質によって向き不向きはありますので、漢方専門の医師・薬剤師にご相談の上服用しましょうね!
咳や痰というのはただ止めれば良いというものではありません。問題なのは咳や痰の原因となるものを取り除く事がからだにとって大切になります。肺や気管支を温め、本来の働きを取り戻しましょう!!
「漢方専門 福の樹薬局」では「咳症状」以外にもさまざまな病気や症状に適した漢方薬をご用意することができます。
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