漢方薬「葛根湯」は魔法の薬?
今回の漢方薬は加味逍遥散です。
逍遥散(柴胡・当帰・芍薬・茯苓・白朮・薄荷・生姜・甘草)という処方に、山梔子(クチナシの実)と牡丹皮(牡丹の根皮)を加味しているので加味逍遥散といいます。
女性に使われることが多い代表的な漢方処方のひとつですが、「逍遥」とは、気ままに楽しむ。 外物にとらわれず自適な生活を楽しむ。という意味があるんですね。
実際にストレスなどによる精神不安や睡眠障害、更年期や月経前などで気分が不安定な時に用いることが多い処方です。ストレスによる過食にもブレーキがかかりやすくなり、ダイエットの補助的な使い方も出来るんですよ!
この漢方薬の特徴は「薄荷」つまりミントが配合されていること。服用時、ミントの鼻から頭のてっぺんに抜けていくほのかな香りがポイントです。ミントの爽やかさが気持ちも爽やかにしてくれるんですね。
配合生薬には、血液の働きを整えてくれるものや、水分代謝を整えてリンパ系の働きを良くするもの、抗ストレス作用や自律神経の働きを整えてくれるものなどが配合されていて、バランスの良い構成になっています。
ストレスの影響で現れたシミ(肝斑)にも有効と言われており、美容と健康とをサポートしてくれる心強い漢方なんですよ。
「肩こりや頭痛があるし、ダイエットはしたいけどストレスでついつい過食気味、お通じもお肌の調子も最近良くないし、一体どこから手をつけたら良いの!?」といういろいろなお悩みをお持ちの方はぜひ試してみてください。
ホームページはこちら