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栗山勇次プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

失敗しない塗装工事の為に③

栗山勇次

栗山勇次

テーマ:外壁塗装の話し

確実な工事の見極め型

 ポイント③ 確実な工事をするかを見極める
皆さんが一番心配するところは、ここのはずです。
話はそれますが、最近の住宅誌や新聞に「欠陥リフォームの見つけ方」「リフォーム業者の選び方」等のアドバイスをよく見ます。
内容の結論を見て見ると「信用の出来る業者を選ぶのがベスト」と書いてあります。
そんな当たり前のことは、小学生でも知っている事です。
どこの業者が信用出来るのかが分からないから、困っているのであって、それでは何の解決にもならないのです。
ではここで どんな業者でも、確実に工事をさせる魔法の言葉を教えます。
外壁塗装工事の工程は、「足場を架ける」「高圧洗浄」「下地補修」「養生」「下塗り」「中塗り」「上塗り」
が基本です。(通常中塗り上塗りは同じものを使います)
この時、「足場を架ける」「下地補修」「養生」はもともと手抜きが出来ません。(丁寧さでは、差がつきます)
(高圧洗浄は耐久性に大きな影響があるので水掛けで終わらない様にチェックする必要がありますが一般の方では判断が付きずらい部分です)
しかし、「下塗り」「中塗り」「上塗り」の工程で手抜きをする業者がいるのです。
これは、「意図的にする者」と、「見落とした結果」として、雑な工事になってしまう者の、二通りです。
その 魔法の言葉とは、色替え工法にして と 1日1工程にして の2つです。これで、確実な工事になります。
一般的には、「中塗り」と「上塗り」は同じ色を使いますが、これの色を変えるのです。色を変えるだけでどうして防げるのか説明します。
手抜きをしたい、悪質な業者は、1回だけ塗って、「2回塗りました」と平気で言うのです。しかし色を変えると、だれの目にも、はっきりするので2回目を、
塗らざるおえなくなるのです。そして1日1工程。これは、普通の職人にも有効です。
どんなに熟練した職人でも人の子。完全ではありません。 同じ色だと、休憩後に工事を始めると、どこまで塗ったか分かり難いのです。
結果として塗りムラになることもあるのですが、色を変えていると、どこまで塗ったかが一目で分かるので確実な工事になります。
 更に、確実にするためには、工程ごとの写真を撮ってもらうことも有効です。 いかがですか?

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栗山勇次
専門家

栗山勇次(塗装職人)

株式会社ワークアート

素人に分かりにくい塗装の仕組みや見積もりの仕方を、月2回の勉強会で説明。職人教育にも力を入れ、明るく何でも相談できる職人を育成。下処理から塗りまで、プライドをかけた仕事で、建物の保護と美観を守ります。

栗山勇次プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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