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栗山勇次

3年後4年後の状態に責任を持つ正直な塗装職人

栗山勇次(くりやまゆうじ) / 塗装職人

株式会社ワークアート

コラム

屋根 外壁塗装工事 見積もり前の現地調査 

2017年2月14日

テーマ:外壁塗装の話し

コラムカテゴリ:住宅・建物

コラムキーワード: 外壁塗装

見積もり前の現調

 私たちがお見積りのご依頼を頂いたときに一番最初にするの現調です。
私の場合 初回の訪問は梯子と脚立とデジカメとサーモカメラを持ってお伺いします。
あくまでも目視と指触が基本の建物診断と部材(素材)と塗膜の状態の調査と測量です。
既存塗膜の種類 下地との密着度等をなるべく細かくチェックさせて頂きます。
この時点で状況を見間違えるときちんとした塗装仕様も組めませんし提案も出来なくなってしまいます。
屋根やバルコニー防水の状態 外壁のクラックや膨れサイディングの場合シーリングの状況と付帯部の劣化状況。
浴室や台所の窓下の水分チェックは特に念入りに調査します。
ここまでやっても見落としがある場合があります。
殆どのお客様は相見積をとりますし 私達もそれを奨めます。
一つの建物でも見る人によって違った発見や指摘ポイントがあるものです。
見積依頼をした業者さんには報告書 診断書の提出もお願いするのが良いと思います。
ここにも業者選択のポイントがあるという事を頭に入れておいて下さい。

訪問販売業者の場合 一般の営業さんは殆どが素人さんです。下地調査も出来なければ測量すら出来ない方が大部分です。
塗装業者の中にも塗り替え専門の塗り替え屋さんと普通の塗装職人(塗装業者)がいます。
中には元々の塗装職人から塗り替え専門になった人も居ますが殆どは建築塗装の出来ない職人さんです。
下地状態の判断が出来ないので当然その下地にあった塗料の選択も出来ない訳です。
そんな業者の診断 判断 提案を信じてしまったらその時点で今回のリフォームは失敗に終わると思って下さい。

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