塗装の目的
ポイント① 見積書の比較の仕方
安心して、頼める業者がいれば問題は無いが、見積書の見るポイントをお話します。
ポイント① 詳細な内訳書が、あるか?
工程毎に、使用材料などの明細があれば良い。また、施行箇所の明記も必要。口約束はしないのが基本です。
塗装工事に限らずリフォームでのトラブルの多くは、契約後の「言った」「言わない」の口約束によるものが多い様です。
例をあげると、塗装工事が完了したというので、あなたが確認したところベランダ床の塗装が行われていなかった。
あなたは「外壁塗装工事なのだから外側は全て塗るものではないか」
一方、業者は「ベランダの床は、床専用の塗料になるから別料金になる。床まで塗るとは言っていない」
お互いに自分の意見を主張し、譲らない。
こういったトラブルを未然に防ぐためにも、工事箇所の名称が明記された書類が不可欠となります。(思い込みは、トラブルの元です)
これがきちんと書面になっていればお互いが納得出来るわけです。
ポイント② 塗る面積は本当に正しいか?
塗る面積が正しいか、判断をする。数社から見積りを取ると、塗る面積が、違うことが多い。
当社がやっている方法を紹介します。塗り面積は、建てた時にもらう図面から計算します。
具体的には、立面図(家の形をしている)から、壁全体の面積を出した後、開口部(窓・玄関など)の塗らない所を引くと、正確な、塗り面積が簡単に出せます。
図面の無いときは、実測する。外壁の外周と高さを測り、壁全体の面積を出し、開口部を測って差し引いて塗り面積とします。
屋根や付帯の部分(雨樋・破風・軒天・雨戸等)も同様で全てが実測の面積となります。
まとめると、 見積書の比較は、明細書の有無と、施行箇所の確認です。一式が多い見積書もどうかと思います。
坪いくらの見積書も同様です。(当社も坪いくらで施工する場合がありますが実測した数量に単価を掛けて金額を出したうえで値引きの理由として坪単価とします)
明らかに世間相場と比べてやすいのなら坪いくらの見積もりもありだと思います。
塗り面積の出し方などで、信頼出来る業者を判断することが大切だと思います。。