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栗山勇次プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

塗装の時期(タイミング)

栗山勇次

栗山勇次

テーマ:外壁塗装の話し

外装リフォームのタイミング

 よくお客様からうちの塗装は大丈夫?もう塗装が必要な時期ですか?と質問されます。
この質問をしてくる方は ご自宅の塗装が傷んできた 汚れてきた と感じている方が殆どです。
時期にして築10年~15年位のお客様です。
塗装の時期は?今でしょう これが本音です。
話しが少しズレてしまいますが塗装の一般的な目的は建物の美観と保護です。
美観とは見た目であり自分の家が 汚れてきた とか 変色 退色が気になった時が
美観的な塗装の時期と考えるのが良いのではないでしょうか?
そしてもう一つの目的が保護です。補修ではなく保護なのです。
当然 雨漏りしたから塗装したいというお客様は沢山いますし普通の考え方です。
しかし雨漏りを感じた時には天井や壁がシミになってしまった時です。
そしてこのタイミングでの塗装は保護ではなく補修になってしまうのです。
私は屋根や外壁 付帯部の様々な部材の劣化の状況は人間の歯と似ているように思います。
健康な歯はいつまでたっても何の問題もありませんが 虫歯になってしまったらどうでしょう?
あっという間に虫歯が侵攻してしまいます。治療しても絶対に元のは戻りません。ある意味 補修ですから。
建物も同じです。劣化が一定のラインを超えてしまうと所詮 補修になってしまいます。
場所によっては 人間の歯と違って部材の交換は出来るかもしれませんが必要以上の経費が掛かってしまいます。
私はハウスメーカーさんや塗料メーカーさんの現場を含めて相当数のお宅を見ています。
そんな中で塗装の緊急性があるお宅は半分以下 2~3割程度だと思います。
この2~3割のお宅は正直言うと タイミング的にちょっと遅いお客様なのです。
築10年を過ぎて ご自身が塗装を意識し始めた時期が塗装の時期の様に思えます。
よりいっそう お住いを元気で長持ちさせるお家の保護目的の塗装の時期は今がベストかもしれません。

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栗山勇次
専門家

栗山勇次(塗装職人)

株式会社ワークアート

素人に分かりにくい塗装の仕組みや見積もりの仕方を、月2回の勉強会で説明。職人教育にも力を入れ、明るく何でも相談できる職人を育成。下処理から塗りまで、プライドをかけた仕事で、建物の保護と美観を守ります。

栗山勇次プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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