測量CAD
分筆とは土地の中に新たな境界線をもうけて複数の土地に分けることを言います。親から土地を譲ってもらうような場合、土地の一部分を自分の名義にするためには必ず分筆登記が必要になります。分筆を行う場合はその前提として分筆対象地を特定しなければなりません。そのため分筆登記のなかには境界確認作業が含まれています。登記所、市町村役場、土木事務所等に保管された図面調査して現地の杭を測量した結果と対比します。その中で状況により隣接地以外にも道路や水路の対面地の方にも境界確認のための立会をお願いする場合があります。分筆登記は境界確認(境界確定)測量を前提として成立しています。そのため土地の状況により対応する作業が様々であり一般の建物表題登記に比べますと費用もかかります。
もっとも新しい登記簿、地積測量図、地図をいただければ現地を確認して詳細に見積りをいたします。時々、一筆何㎡でどのくらい費用かかるか質問がありますが、土地と土地がまったく同じ条件でそこに存在しているわけではなく、一筆一筆それぞれのことなる特徴を備えているわけですから、その土地に分筆のために必要な条件を考慮して作業内容を積み上げて計算します。