スタティック観測が“現地を押さえる”ということ

茨城県水戸市の土地家屋調査士 疋田敬之事務所です。
土地の境界トラブル防止や、建築計画に不可欠な「現況図」。当事務所では、従来のトータルステーション(TS)観測に加え、NW-RTK(ALES)や3Dレーザースキャナー(SLAM技術)、さらにスマホアプリのScaniverseを組み合わせた最新のハイブリッド測量を実践しています。
今回は、現場作業から解析、データ手直しまで、実務における具体的なタイムスケジュールと技術的メリットを公開します。
1. 現場作業:2.5時間の「高密度データ取得」
現地での作業時間は、わずか2.5時間。
ALESのNW-RTKを基準座標とし、SLAMレーザーで敷地全体をスキャンします。最大の特長は、レーザーの死角(建物の裏手や入り組んだ植生)を**Scaniverse(フォトグラメトリ)**で補完・合成すること。
「現場での測り漏れ」を物理的に封じ込め、センチメートルオーダーでの整合性を確保します。
2. 解析作業:4時間の「デジタル再現」
事務所に戻り、約4時間をかけて点群データを処理。
ALESの補正データに基づき、点群を正確な公共座標系に載せていきます。各デバイスのデータを統合し、PCの中に「現場の1/1モデル」を構築するプロセスです。
3. データ手直し:2時間の「プロの精査」
解析後の点群からノイズを除去し、構造物のエッジを精査する「手直し」に2時間を費やします。
この工程を経ることで、その後の**CADによる現況図作成(別途工程)**において、迷いのない正確な判断が可能になります。
4. 結論:1日で「現場の全て」を事務所に持ち帰る
【現場2.5h + 解析4h + 手直し2h = 計8.5時間】
この8.5時間のフローにより、事務所にいながらにして現地の状況を多角的に再確認できる「最強の素材」が完成します。「オフセットの測り忘れ」による再度の現場訪問をゼロにし、納品までのスピードを大幅に向上させます。
3D測量・現況図作成のご依頼・ご相談
当事務所では、最新技術と24年以上の実務経験を融合させ、精度の高い測量サービスを提供しております。
精密な現況図データが欲しい ビューワー付きでデータを提供します
建物が複雑に入り組んだ敷地を正確に把握したい
境界立会や筆界特定に向けて、説得力のある3D資料を作れる土地家屋調査士に依頼したい
建築設計のベースとなる高精度な敷地データが必要
こうしたニーズをお持ちのハウスメーカー様、工務店様、施主様は、ぜひお気軽にご相談ください。
土地家屋調査士 疋田敬之事務所
(茨城県水戸市 / 土地家屋調査士 疋田敬之)
[お問い合わせ先電話番号090-6500-7763/メールアドレスtakashi.hikita@gmail.com]



