未登記建物とリフォームの落とし穴 〜「登記されていない建物」が、未来の選択肢を狭めてしまう前に〜

相続した土地をそのままにしておくと、維持管理や税負担が続くだけで、判断が難しいまま時間が過ぎてしまうことがあります。
まず必要なのは「現地で何が起きているか」を落ち着いて整理することです。
国庫帰属制度(相続した土地を国が引き取る制度)が話題になることがありますが、
この制度を利用できるかどうかは、最終的には法務局(登記官)が判断します。
また、手続きの代理を行うことはできません。
当事務所で行っているのは、
・現地の状況
・構造物や地形
・既存図面との対応関係
を確認し、依頼者の指示に基づいて図面にまとめる作業です。
境界を確定したり、隣接者との調整を行うものではありません。
ただ、「現地がどのようになっているか」を説明できる状態にすることで、
今後どうするかの判断がしやすくなります。
相続した土地について、
・使う予定がない
・売れるかどうか判断しにくい
・将来子どもに負担を残したくない
という方は、一度現地状況の整理から始めてみると良いと思います。
まずは現地を一緒に確認し、状況を整理します。
土地家屋調査士 疋田 敬之
水戸市堀町1125-30
TEL:029-253-0365 / 090-6500-7763



