複雑な建物構造の表題変更登記には3D測量が有効です

疋田敬之

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テーマ:土地 建物 測量 相続

■ 現地調査から図面作成まで一気通貫で対応
表題変更登記を行う際、建物の種類変更(住宅→事務所等)や構造変更、増築・一部取壊し、付属建物の追加などが生じているケースでは、現地の形状を正確に把握することが重要になります。

当事務所では、従来のスケール測定やスケッチ図に代わり、LiDAR SLAM(移動型レーザースキャナ)による3D測量を導入し、現地の状況を立体的に把握しています。

■ 例えば、次のような現場では…
下の画像は、実際の建物を3スキャンしたデータもとに再現したCGイメージです

実際の建物をもとに再現したCGイメージです



このように、主たる建物と附属建物(車庫・物置・テラスなど)が複雑に組み合わさった住宅では、平面的な間取り図だけでは把握しづらい部分があります。

3D測量を行うことで、以下のような点も明確になります:

増築部の構造・連結の状況

附属建物の配置・接続関係

外部階段・庇・カーポートなどの構造物

建物間の接続や越境の可能性

■ まとめ:正確な現況把握が円滑な登記につながります
建物表題変更登記の際、「既存建物の構造が不明確」「附属建物の登記が漏れていた」「種類の判定が曖昧」といった問題はしばしば発生します。

3D測量を活用することで、実測に基づいた正確な登記内容の作成が可能となり、依頼者・法務局・関係者間の認識のズレも防げます。

■ ご相談はこちらまで
土地家屋調査士疋田敬之事務所
電話:029-253-0365 090-6500-7763
メール:takashi.hikita@gmail.com

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疋田敬之(土地家屋調査士)

土地家屋調査士 疋田敬之事務所

衛星及び電子基準点を使用したネットワーク型RTK-GNSS測量で引照点観測をした世界座標による地積測量図を作成することにより何世代を経過しても安心して境界杭を維持管理できるデータを提供します

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