話し方のグループレッスン 元アナウンサーのレッスン教室 西宮・神戸・芦屋
こんにちは。永田之子です。
個人レッスンでビジネスマナーやビジネスルールを受講なさっている生徒さんには授業前に「職場でのトラブルや問題点」などに関するカウンセリングを行っています。
その中でも特に「上司に意見を述べること」はハードルの高い話し方になっているようです。考えすぎて「言わない」と言う方もいますが、いくつかの注意点を押さえると進言することができます。
意見を述べるときの注意点は以下の通りです。
1.話すタイミングを見る
2.意見をわかりやすくまとめておく
3.伝えることは1つ
4.相手の意見を否定しない
5.命令形ではなく依頼系で話す
意見を述べるときには相手に時間的余裕があるかどうかというタイミングを見るようにしましょう。短時間で話が済むように意見をまとめておくことも大事です
意見をまとめる効果
・話が早く済む
・意見に突っ込んだ質問をされても切り返せる
意見を述べるときに一番注意しなければならないことは「相手の意見を否定しない」ことです。
「先輩のご意見はごもっともでございます。このような考え方もありますが、いかがでしょうか」
また意見を述べるときに決して言ってはいけない言葉がありますそれは「〇〇してください」という言い方です。
「ください」は命令形です。「しなけらばならない」という言い方になります。なのでここは相手に決定権を与える依頼系で話すようにしましょう。
『〇〇していただくことができますか」
「〇〇していただきたいのですが、いかがでしょうか」
このように言えば高飛車な印象を避けることができます。上司などに意見を聞きたいときには次のように言いましょう。
「課長はどのようにお考えでしょうか。ご意見をお伺いしたいのですが」
仕事がやりにくい、軌道修正をしたいなどという意見を述べるときには”数人の意見をまとめて伝える”と意見が通りやすくなります。
「課で意見をまとめたのですが、再考していただけますでしょうか」
「皆と十分話し合った結果でございます。もう一度お考え直していただけませんでしょうか」
上司の考えを改めてもらうことは大変なことです。「進言して終わりにするから信頼を得る」という言葉もあるくらいです。
ただ部下の立場をわきまえ決定を少しでも覆すことができるように話し方を工夫すれば事態は変わるかもしれません。着地点を見据えた話し方を構成してから話すことが大事です。
■上司への説明の仕方 部下への話しかた クレーム対応での話し方の個人レッスン
お問い合わせ先→https://mbp-japan.com/hyogo/yukimigoro/seminar/5007478/
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(近況)
千葉県警察本部 警察官への講話 2018年 2019年
千葉県公立学校教頭会 教頭先生への講話 2022年
演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』
■永田之子 YUKIKO NAGATA
元アナウンサー。話し方・マナー教室「TALKNAVI」代表 コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国から受講生が集まっている。現在では講演会のほかマナー書籍の監修も行っている。
■ホームページ→http://talknavi.jp