兵庫・神戸・西宮の話し方教室 個人レッスン元アナウンサー永田之子
■元アナウンサーの話し方&マナーの個人レッスン「TALKNAVI」 西宮北口駅徒歩1分
→https://mbp-japan.com/hyogo/yukimigoro/service1/5000153/
こんにちは。永田之子です。
生徒様からのご相談です。「職場でビジネスマナーのセミナーを担当しました。しかし誰も静かに聞いてくれません。すぐにおしゃべりが始まってしまうのです」
講演会やセミナーをする場合、相手に集中してもらうにはいくつかの約束事があります。生徒様にはそれをお伝えしました。
大事なのは「つかみ」です。「つかみ」はセミナーが始まる最初の5分で完成させなければなりません。この5分間で「受講者の心をどれだけつかめるか」で会の進行の流れは変わります。
「つかみ」を成功させるにはコツがあります。
【つかみを成功させるコツ】
・最近起こった面白話をする…人柄が伝わる
・地方などの講演では、ご当地の食材を食べたり名所旧跡を回って話題にする・・・親近感がわく
・受講生の誰かと個人的な話をする・・・大衆の中での「ひそひそ話」が面白い
・あえてセミナーのハイライトシーンを伝えてしまう・・・CMのスポットで映画が観たくなるのと同じ心理
・セミナーを受けることでどれだけの収穫があるかを伝える・・・「聞かなければ損ですよ」ということを伝える
・「最後にみなさんに今日のセミナーの感想をお聞きします」と言っておく・・・最後まで緊張感を持って聞いてもらえる
つかみが成功すると途中で居眠りをする人が少なくなったり退屈する人が激減します。
それでもみなの集中が、途中で切れた時には次のような対処法があります。
・受講者とのやりとりを始める
急に質問をしたり感想を聞いたりする
・話をするのをやめる・・・受講者が異変に気付き、話し手に集中する
・大きな声で「みなさん、こちらに注目してください!」などと言って両手をあげる
・「どうぞこれをご覧ください」などといって「グッズ」を使う
・「誰かに使い方を実際にやってもらいましょう」などといって受講者に前に出てもらう
・「これテストに出ます!」とユーモアたっぷりに声高に宣言する
・新しい課題に入るときに「さぁ、それではここで気分を変えましょう」といって上着を脱いだり、腕まくりをする
・舞台から降りてみなの周りを歩き始める
単調な話し方や、メリハリがなく工夫のないセミナーでは、受講者は早々に飽きてしまいます。同じ内容でも話し方次第で受講者は楽しくセミナーを聞いてくれるようになります。
要所要所でブレイクタイムを入れたり、軽い体操をする。まるで回り舞台が回ったように景色が変わるような雰囲気づくりなそをとりいれることで最後まで緊張感のあるセミナーを行うことができます。
「聞かければならないもの」から「聞きたいもの」に変える。受講者の内的モチベーションを上げる工夫を凝らすようにしましょう。
■体験レッスン
話し方&コミュニケーション・マナーの個人レッスン
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(近況)
千葉県警察本部 警察官への講話 2018年 2019年
千葉県公立学校教頭会 教頭先生への講話 2022年
演題例 『伝え方の技術』『心に響く話し方』『人前で堂々と話す方法』『風通しのいい職場』
■永田之子 YUKIKO NAGATA
元アナウンサー。話し方&マナー講師、コミュニケーションカウンセラー、婚活カウンセラー。全ての世代の人に「心と心をつなぐ会話」のコーチングをを20年間で10,000人に提供。
「人と楽しく話せるようになる」ことでコミュニケーションに貢献。話し方&マナー教室「TALK NAVI」代表。神戸、関西、近畿エリアを中心に全国からの受講生が集まっている。
■ホームページ→http://talknavi.jp